わたしの水彩スケッチ日本紀行

水彩スケッチ、読書、そしてのんびり思索の旅

本の旅

こんな本読んだことありますか?  『日英語表現辞典』(最所フミ編著、ちくま文芸文庫)、 『英語類義語活用辞典』(最所フミ編著、ちくま文芸文庫)

2019年11月5日 今はちょうど読書週間の期間中です(10月27日〜11月9日)。昨日は丸善に行き、以前から気になっていた2冊の本を買いました。『日英語表現辞典』の帯には「1908年生まれの著者の『伝説的辞典』が異例の東大・京大1位」とあり、Twit…

美術館を訪ねる旅 — 岡山県立美術館

2019年10月26日 岡山県立美術館で開かれている「熊谷守一 いのちを見つめて」展に行きました。今年は熊谷守一没後42年。熊谷守一の生涯と作品はこれまでいろいろな機会に紹介されてきました。今回、油彩画、水墨画、書、素描など約150点の作品…

こんな本読んだことありますか? 「日本の色を知る」(吉岡幸雄著、角川ソフィア文庫)

2019年10月24日 新聞を見ていて、ふと目に止まった訃報。『吉岡幸雄氏(よしおか・さちお=染色史家、「染司よしおか」5代目当主)9月30日、心筋梗塞のため死去、73歳。京都市出身。伝統的な染色法による日本の色を探求し、10年に菊池寛賞を…

こんな本読んだことありますか? 「三度目の日本」(堺屋太一著、祥伝社新書)

2019年9月23日 1947年〜49年(昭和22年〜24年)生まれの私達の世代を「団塊の世代」と名付けてくれた堺屋太一さん(本年2月に84歳で死去)の最後の著書です。 序章「はじめに ― 本当の危機がやってくる」は、いきなり『今、日本人は三度…

若者の行動で 世界が動き始めている!!

2019年9月21日 今月23日にニューヨークで気候サミットが開催されるのにあわせて、20日の金曜日には温暖化防止策を求めて世界中で大規模な市民のデモが行われました。ニューヨーク・タイムズの9月20日デジタル版によると、参加者は世界150カ…

こんな本読んだことありますか? 「エンピツ画のすすめ」(風間 完著、朝日文庫)

2019年9月18日 20年ほど前に発刊され、今はもう絶版となってしまった鉛筆画入門の名著です。アマゾンでは1円〜44円という驚きの値段で中古本が販売されています(こんな素晴らしい本なのに、ちょっと寂しいですね)。著者は1019年(大正8年…

こんな本読んだことありますか? 「水彩は、たのしい  作品と技法」(大場再生著、如月出版)

2019年8月31日 「絵を描く時には、技法書は見るな」とよく言われます。しかし、これから絵を始めようという時にはどうしても技法の本を見たくなります。水彩画関係でもいくつか優れた技法書があります。その中で、私が好きな本の一つがこの大場さんの…

こんな本読んだことありますか? 「文章のみがき方」(辰濃和男著、岩波新書)

2019年8月25日 「いい文章を書きたい」と思う人におすすめなのがこの本です。短い章が全部で38。それぞれの章が具体的な文章上達の「極意」をわかりやすく解説してくれます。各章の終わりには本文中で引用された本のリストがのっていて、参考になり…

こんな本読んだことありますか? 「Z会小学生わくわくワーク 6年生総復習&中学さきどり編」(Z会)

2019年7月27日 昨日から地域の小学校にボランティアで出かけています。算数の夏休み特別基礎演習で、六年生の分数の掛け算・割り算問題のプリント採点を手伝っています。6年生の希望者は15人ほどです。この子たちは、昨年5年生の時にも担当したので、…

こんな本読んだことありますか? 「たべもの植物記」(能戸忠夫著、山と渓谷社)

2019年7月 一昨日の日曜日に吉備高原で買ってきた大玉のスイカが、あと残り8分の1となりました。まだ梅雨空け前なのにこのスイカの甘さ、美味しさにはびっくりです。家族で食卓でスイカを楽しんでいる時に、「スイカって西瓜と書くんだけど、これって…

こんな本読んだことありますか? 「異常気象と地球温暖化 ― 未来に何が待っているか」(鬼頭昭雄著、岩波新書)

2019年5月 冬の寒い時期にはどうしても地球温暖化のことを忘れがちです。温暖化は「身近に迫った危機」として新聞やテレビでしばしば取り上げられますが、普段私達は緊急性のない問題として、この問題を考えることを避けています。この本は、気象学の専…

もうこの本は読みましたか?「お金の流れで読む日本と世界の未来」(ジム・ロジャーズ著、PHP新書)

2019年3月 新聞各紙で紹介されているベストセラーです。とにかく面白いです。一気に読めます。日本と世界の近未来が気になる人は読むべきです。今、時代が急速に展開しています。かつては「十年一昔」と言って、10年経つと世の中が大きく変わってくる…

こんな本読んだことありますか? 「俳句世がたり」(小沢信男著、岩波新書)

2019年2月13日 世の中は今、静かな俳句ブームなのかもしれません。毎週日曜日の朝に放送しているNHK Eテレの「NHK俳句」を見ると、若者も高齢者も俳句づくりを楽しんでいるのがよくわかります。私も、自分の旅・スケッチブログのタイトルに俳句とも川…

こんな本読んだことありますか? 「竜馬がゆく」 (全8巻) (司馬遼太郎著、文春文庫)

2019年1月8日 “国民的作家”とよばれる司馬遼太郎が書いた“国民的作品”「竜馬がゆく」を読みました。全8巻を読むのに、年末から正月にかけて約2週間かかりました。「竜馬が行く」を読むきっかけになったのは、昨年12月の初旬にグループのスケッチ旅…

こんな本読んだことありますか? 「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」 (上・下) (ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳、河出書房新社)

2018年10月9日 この本の第1章「唯一生き延びた人類種」の20ページほどを読み終えた時、その内容の面白さにしばらく興奮がとまりませんでした。今から約20万年前に東アフリカで誕生したホモ・サピエンス(現生人類)が、その後全地球的に分布を広げ、…

こんな本読んだことありますか? 「三つの石で地球がわかる」 (藤岡換太郎著、講談社ブルーバックス)

2018年8月15日 今年7月の西日本豪雨災害では、中国・四国地方、特に広島県と愛媛県の山が土砂崩れを起こして、犠牲者が多数でました。テレビのニュースによると、この地域の山には花崗岩が多く、その花崗岩の山肌が崩れて、大きな岩と一緒に「まさ」…

こんな本読んだことありますか? 「ルソーの夢」 (赤瀬川原平の名画探検シリーズ)(赤瀬川原平著、講談社)

2018年8月2日 画家の画集を見て、その画家や描いた絵が好きになるというのはよくある普通のパターンです。一方、絵の解説書を見て絵が好きになるというのは、あまり無いパターンかもしれません。私の場合、赤瀬川原平さん(1937-2014)の解説…

こんな本読んだことありますか? 「嬉しゅうて、そして・・・」(城山三郎著、文藝春秋)、「落日燃ゆ」(城山三郎著、新潮文庫)

2018年1月29日 この数年、私の好きな作家が次々と亡くなり、とても寂しい気がします。城山三郎(1927-2007)もその一人です。「嬉しゅうて、そして・・・」には、I 私の履歴書、II 政治とは、III経営とは、IV人間とは、という各章に、城山三…

こんなものまだ使っていますか? JR時刻表 (交通新聞社発行)

2017年9月18日 昨日は台風の影響でどこにも出かけられず家の中に閉じこもっていましたが、2日ほど前に、恐らく十年ぶりぐらいで買ったJR時刻表のおかげで、思いがけず楽しく熱中した時間を過ごすことができました。今回買ったのは、B5判の2017…

こんなもの書いたことありますか? 「Living & Ending Notebook(もしもの時に役立つノート)」、「遺言書キット」(コクヨ)

2017年9月12日 「Living $ Ending Notebook」は、いわゆる「エンディングノート」です。我が家では今回、家族全員(4人、いずれも60歳代~90歳代の高齢者)がそれぞれ1冊ずつ購入し、出来る範囲で記入しておくことにしました。銀行口座、保険、…

こんな本読んだことありますか? 「猫の本 藤田嗣治画文集」 (講談社)

2017年7月18日 藤田嗣治(ふじたつぐはる)。パリで活躍し、乳白色の絵肌と日本画の面相筆で描いた美しい線描の裸婦像で世界的によく知られた油絵画家です。一方、裸婦と同様、猫の絵もとても有名で、こちらも面相筆と墨で、細い洗練された線で沢山の…

こんな本読んだことありますか? 「ヒトはこうして増えてきた 20万年の人口変遷史」 (大塚柳太郎著、新潮選書)

2017年7月12日 現在の地球の人口は72億人。そして2060年代、つまり(今年は2017年なので)あと40年余りで、地球人口は100億人に達すると推定されています。いろいろな状況を考えると、地球が維持できる人口は最大120億人ぐらいでは…

こんな本読んだことありますか? 「中学生になったら」 (宮下 聡著、岩波ジュニア新書)

2017年6月27日 今日の新聞各紙は、中学生3年生の棋士、藤井聡太四段(14)の29連勝を第一面トップの大見出しで伝えています。1987年に神谷広志八段(56)が打ち立てた「不滅」の大記録28連勝を中学生棋士が破ったので、日本中大騒ぎです…

こんな本読んだことありますか? 「10代の本棚 こんな本に出会いたい」 (あさのあつこ編著、岩波ジュニア新書)

2017年6月17日 地域の人に頼まれて、今週から地元の小学校の6年生の総合授業に教育支援者として加わることになりました。幾つかのグループがあって、そのうち私が担当するのは「学校新聞づくり」。子供たちが作る新聞に大人の立場からアドバイスを与…

こんな本読んだことありますか? 「なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年」 (阿古真理著、NHK出版新書)

2017年6月7日 誰でも読みたくなる大好きなパンの話です。第1章「日本人はパンが好き?」、第2章「歴史を変えたパン焼き人たち」、第3章「カレーパンは丼である」、第4章「西洋のパン食文化」、第5章「フランスパン時代の幕開け」、第6章「ホーム…

こんな本読んだことありますか? 「読書と日本人」 (津野海太郎著、岩波新書)

2017年5月6日 本の帯には「それでも人は、本を読む! 本と私たちの関わりをゼロから考えなおす、初めての読書史」とあります。まず、このメッセージにひかれます。本好きならちょっと読んでみたくなる。著者の津野海太郎(つの かいたろう)さんは、19…

「わたしの水彩スケッチ日本紀行4」が出ました!

2017年4月 「わたしの水彩スケッチ日本紀行4」(リーブル出版)が、4月1日発行となりました。定価2,000円です。書店に注文するか、アマゾンなどインターネットブックストアで購入できます。全部で200ページあり、今回も日本と海外の30箇所余り…

こんな本読んだことありますか? 「柳橋物語・むかしも今も」 (山本周五郎著、新潮文庫)

2017年3月30日 前進座の公演「柳橋物語」を観ました。原作は山本周五郎。江戸時代にタイムスリップしたような世界、しかもとても迫力のある舞台。そして人間味あふれる情緒豊かな、そして感動的なストーリー展開で、とても満足しました。舞台俳優の演…

こんな本読んだことありますか? 「ルポ 貧困大国アメリカ」・「ルポ 貧困大国アメリカII」 (堤 未果著、岩波新書)

2017年3月25日 正直言って、こんなにショックを受けた本は最近まれです。アメリカの貧困の現状が非常にリアルに描かれています。私が10代や20代の頃にテレビで見たあのうらやましいほど豊かで幸福な中産階級家庭の姿は一体どこに行ったんだろう、…

こんな本読んだことありますか? 「経済と人間の旅」 (宇沢弘文著、日本経済新聞出版社)

2017年3月18日 この本は、先日私の誕生日に義妹が贈ってくれました。著者の宇沢弘文さんは1928年鳥取県米子市生まれ。私も同じ米子の中学と高校で勉強したので何か気分的に共有出来る部分が多いだろうと思って勧めてくれたのでしょう。ただし、宇…