わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

2022-01-01から1年間の記事一覧

年越し

2022年12月31日 「年越しや空黄昏(たそがれ)の色を帯び」 いよいよ大晦日。寒さは和らぎ、穏やかな年越しとなりました。俳句を始めて半年。何とかここまで来ました。1日の午後平均1時間ぐらいはその日の句をひねり出すための時間になります。こ…

門松立つ

2022年12月30日 「門松立つ家の片づけ済まぬまま」 時間が経つのが本当に早い。この数日、年末の片づけを予定していたのに、予定の半分もこなせないまま今年も幕切れになりそうです。昨日はエアコンの掃除をしました。これが結構時間をとられて大変…

俳句ポスト365

2022年12月29日 今年は新たに俳句を始めました。6月からは一日一句に挑戦。このブログとTwitterで拙句を紹介しています。その関係で、今年最も熱心にくり返し読んだ本は、『新版20週俳句入門』(藤田湘子著、角川書店)と『今はじめる人のための…

御用納め

2022年12月28日 「田仕事の御用納めや煙立つ」 今日は御用納め。会社や官庁と違い、農家には御用納めなどないのかもしれませんが、近所の農家を見ると何となく師走の片付けムードが漂っていました。きれいに手の入った畑は見ていても気持ちのいいも…

寒ブリ

2022年12月27日 「スーパーに寒ブリどどっと並びけり」 今日の季語は「寒ブリ」。スーパーに買い物に行ったら、正月用の食品が並びはじめていました。鮮魚コーナーには寒ブリの切り身がズラッと並んでいました。正月のお雑煮用に必ず必要なのがこの…

餅つき

2022年12月26日 「立ちのぼる湯気や餅つき始まりぬ」 今日の季語は「餅つき」。今朝、もち米をといで餅つき機(正確にはパン焼き器)で餅をつきました。例年、鏡餅を含めて何度か餅つき機のお世話になります。餅つき機は好きな時に餅を作れるので便…

冬の日

2022年12月25日 「午後まぶた閉じれば冬の日のなごり」 今日の季語は「冬の日」。今日の句では「日」ではなく「陽」の方が適当かもしれません。午後の南向きの部屋に日がさして、冬なのでわずか1、2時間ですが、暖かい時間があります。思わず目を…

クリスマス

2022年12月24日 「野猫らと分かつ喜びクリスマス」 今日の季語は「クリスマス」。俳句歳時記を見るまでもなく、クリスマスはキリストの生誕を祝うキリスト教最大の祭日です。今日はそのイブ。日本でもホワイトクリスマスを迎える地域が多いことでし…

年の暮れ

2022年12月23日 朝起きると屋根や道路にうっすらと雪。道はところどころ凍っていて、歩くと滑りやすくなっていました。岡山市はまだこんな状態ですんでいますが、隣県の広島市や四国の高知市では今日は記録的な雪だったようです。 今日は倉敷市の病…

寒波

2022年12月22日 「スケッチの筆先鈍る寒波かな」 今日は今年最後のグループスケッチ会。木曜スケッチ会(岡山)@岡山烏城公園でした。寒さは覚悟で、その準備はしていましたが、いきなり想定外の氷雨。そしてじわじわと凍りつく寒さ。この冬一番の…

マフラー

2022年12月21日 「マフラーや散歩の人と猫談義」 猛烈に寒くなりました。庭の植物の葉が寒さで縮こまっています。うちの猫も急な寒さで体調を崩しました。慌ててエアコンの暖房温度を上げ、猫の寝場所であるソファーに敷いている電気アンカの温度も…

木曜スケッチ会@岡山烏城公園

2022年12月20日 12月22日(木)は今年最後の木曜スケッチ会(岡山)です。新型コロナの第8波が全国的に勢いを増していますので、十分感染対策を取ってご参加ください。 日時:12月22日(木)9:30〜12:30 集合場所:岡山県立図書館…

寒空

「寒空や日暮れの部屋に灯もつけず」 今日の季語は「寒空」。今日は今年一番の寒さ。日本列島の日本海側では大雪です。日が暮れるのが早いので、ぼんやりと窓越しに外を眺めているといつの間にか日暮れの時間になってしまいます。 この季節の夕暮れは何とな…

寒椿

2022年12月18日 「君の姿目で追う朝や寒椿」 今日は岡山市は初雪。全国的に強い寒波に見舞われ、冬に雪が殆ど降らない当地でも雪となりました。雪は屋根や道路にうっすらと積もる程度ですが、気温が低いので日中もしばらく溶けませんでした。 今朝は…

賀状書く

2022年12月17日 「若き日の友懐かしや賀状書く」 今日の季語は「賀状書く」。この五音で一つの季語です。年賀状を書こうか止めようか、いろいろ悩みながら、結局今年も書き始めました。形だけの年賀状の交換になっている人も多いので、その人達に対…

凍星(いてぼし)

2022年12月16日 「凍星や庭の鉢植え軒下に」 今日の季語は「凍星」。これからの季節にふさわしい季語です。夜間から明け方にかけて凍りつくような寒さになりました。庭や玄関先に置いている鉢植えの植物を軒下に移しました。軒下だと北風や霜や雪を…

冬夕焼

2022年12月15日 「冬夕焼け隣家の屋根のシルエット」 今日の季語は「冬夕焼け」。日暮れを迎えた部屋でライトをつけずに夕空を眺めていると、何となく感傷的な気分になります。人生にはいろいろなことがある。しかし人生は何しろ短い。あっという間…

白鶺鴒(ハクセキレイ)

2022年12月14日 「吹く風やハクセキレイの声かすか」 今朝の散歩道でハクセキレイを見かけました。カップルで仲良く地面を移動していました。 俳句では鶺鴒(セキレイ)は秋の季語。キセキレイ、セグロセキレイなどが俳句に詠まれます。一方ハクセキ…

紅葉

2022年12月13日 「二つ三つ紅葉残して大樹立つ」 寒くなって来ました。木々の紅葉もほとんど落ちていますが、なかにはまだ二つ三つ紅葉をつけたままの木もあります。明日は強い寒波で強風が吹く予報なので、これらの木も全部葉を落とすでしょう。い…

パンジーの苗

2022年12月12日 「パンジーや苗青々と光りおり」 今日の季語は「パンジーの苗」。パンジーは春の季語ですが、この時期売られているパンジーの苗は冬の季語だと勝手に決めて詠みました(こんなふうに勝手に季語にするのは駄目かもしれませんが)。 例…

シシガシラサザンカ(寒椿)

2022年12月11日 「山茶花のつぼみ膨らむ夜明けかな」 普通のサザンカにかなり遅れてようやくシシガシラサザンカのつぼみが膨らんできました。シシガシラサザンカは別名寒椿。特に関東ではこの寒椿の呼び名が一般的のようです。 我が家の庭のシシガシ…

冬の雨

2022年12月10日 「空恨む鳥の声して冬の雨」 冬の雨のあとには寒波が控えています。年末に向かって日毎に寒さが増してきました。 今日は注文していた私製の卓上カレンダーが出来上がってきました。やはり嬉しいです。 スケッチカレンダー「里山の仲…

冬空

2022年12月9日 「冬空や散髪のたび知る齢い」 今日の季語は「冬空」。今日は月に1度の散髪の日。もう20年ぐらい通っている散髪屋さん。最近は散髪をするたびに白髪が増えたのと髪が減ったのが気になります。もうこれは老化に伴うことでどうしよう…

冬景色

2022年12月8日 「冬景色川辺りの街描きけり」 今日はグループのスケッチ会。木曜スケッチ会@岡山・烏城公園です。参加者は16名でした。晴天で最高気温15℃で絶好のスケッチ日和。岡山の烏城は最近天守閣の改修工事が終わり、新しい姿を見せていま…

枯尾花

2022年12月7日 「君の目に射られし朝や枯尾花」 昨晩はその前の晩のサッカー生中継テレビ観戦の寝不足を解消する快眠でした。夜中にトイレに立つこともなく、久し振りに熟睡しました。 今年6月の半ばから始めた俳句の一日一句。ほぼ6ヶ月が経ちまし…

木曜スケッチ会(岡山)開催のお知らせ

2022年12月6日 12月の定例木曜スケッチ会を以下のとおり開催します。 日時:12月8日(木)9:30 — 12:30 場所:岡山・烏城公園周辺 9:30に岡山県立図書館駐車場付近に集合してください。参加自由・無料です。 今日の俳句 「午後から…

寒菊

2022年12月5日 「寒菊や伸びし背のさき白き花」 今日の季語は「寒菊」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「寒菊・冬菊」を見てみました。 「菊の花期は思いのほか長い。霜が降りた庭に、なお咲き残っている菊を見ることもあ…

落ち葉

2022年12月4日 「黄昏の校庭に舞う落ち葉かな」 今日の季語は「落ち葉」。ちょうど今、あちこちで落葉のピークです。私は以前11月に「落ち葉」を詠んでいます。何度でも使いたくなる季語です。夕方、今日はずいぶん暗くなるのが早く、あわてて近く…

木枯(こがらし)

2022年12月3日 「木枯や採血室の人の列」 今日の季語は「木枯」。だいぶ冬めいてきました。昨日行った病院では血液検査を受けました。年に1回の定期検査です。この地域の基幹病院のひとつなので、採血室も20人ぐらいのスタッフが採血にあたってい…

日向ぼこ(ひなたぼこ)

2022年12月2日 「サッカーで寝不足の午後日向ぼこ」 今朝は3時半に起きて4時からの日本対スペインのサッカー試合をテレビで観戦しました。 前半は完全にスペインに押され気味の0−1。しかし後半日本は見違えるほど攻撃的になり、そして最後2−1で…