わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

花の旅

葛の花

2022年9月23日 「廃屋や紫散らす葛の花」 今日の季語は「葛の花」。あちこちに旺盛に広がる葛。その葛に花が咲いています。葛の葉は元気が良すぎてうっとうしい感じがありますが、花はほっとする美しさ。ちょっと葛の葉には似合わないよいな可憐な花…

韮の花(にらのはな)

2022年9月17日 「畑中に競いて白し韮の花」 今日の季語は「韮の花」。今朝の散歩路でニラの花を見ました。白い花が満開です。地味だけど、なにか個性があり、見るものに訴えかけてきます。晩夏から初秋の花です。大型の台風が間もなく日本列島にやっ…

蕎麦の花(そばのはな)

2022年9月16日 「鳥たちにまいた種から蕎麦の花」 今日の季語は「蕎麦の花」。初秋の季語です。小鳥を庭木に呼ぶために市販の小鳥の餌を買ってきて庭にまいています。ひまわりの種やら粟やらいろいろなものが混じっているのですが、その中に蕎麦の種…

葉生姜(はしょうが)

2022年9月15日 「葉生姜や君を描いて知る季節」 葉生姜とは葉のついたままの生姜のことです。スーパーでは葉の大部分を落として緑の茎の一部を残した生姜として売っています。今日はそんな葉生姜をスケッチしました。 「葉生姜」は秋の季語のようです…

秋茄子(あきなすび・あきなす)

2022年9月11日 「つややかな紫まとう秋茄子」 今日の季語は秋茄子(あきなすび・あきなす)。秋に採れる茄子のことです。茄子だけだと夏の季語となるようです。「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉があります。この言葉の解釈はいくつかありますが、…

秋の暮

2022年9月9日 「秋の暮壊れてきしむ木椅子かな」 英国のエリザベス女王が亡くなられました。96歳。王位に就かれたのが1952年で26歳の時。それ以来今日まで在位70年。まさにイギリスの第二次世界大戦後の繁栄とともに生きた人です。これで一…

葡萄(ぶどう)

2022年9月7日 「黒葡萄スケッチ止めてつまみ食い」 今日の季語は「葡萄」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「葡萄」を見てみました。 「西アジアやヨーロッパでは古代から栽培され、中国経由で日本に伝わった。山葡萄、野葡…

百日紅(サルスベリ)

2022年8月1日 「百日紅(サルスベリ)地球は熱くなりにけり」 今日から8月だ。暑さがますます厳しい。岡山市の最高気温36℃。外に出ると日差しが皮膚に刺さる。用事を早々に済ませて家の中に入る。さてこれから1ヶ月、どうなることか。新型コロナの…

ゼラニウム 咲いて休んで また咲かす

2022年6月7日 昨年の春に種をまいたゼラニウムが秋に真っ赤な花を咲かせ、そのまま無事冬を越しました。今年の春も咲き続け、そして今、梅雨の時期を迎えようとしています。園芸初心者の私が昨年春に何種類かの花の種をまいて、その中で最も気に入った…

オオキンケイギク(大金鶏菊)満開

2022年5月27日 私の住む団地の中に小高い丘がある。あまり登る人はいないが、時々登ってみると団地やその周辺が一望できる。頂上には三角点がある。この丘にはキジが巣を作っているらしく、時々目撃されているし、甲高い鳴き声も聞こえる。それで私は…

昨年買った鉢植えのオリーブの苗木に花が咲いた

2022年5月25日 まだ5月なのに暑くなってきた。昨日に続き岡山市の最高気温は28℃。午後からは強い西日を避けるために窓にカーテンをし、エアコンをきかせている。これだと6月・7月・8月・9月の暑さが怖い。これだけ気温が上がり紫外線が強いと…

今年はビワが不作

2022年5月21日 今年我が家のビワの木には実がついていない。昨年はビワが豊作だった。庭の小さな木に、袋かけが面倒になるぐらい実をつけた。自宅では食べ切れず、ご近所に配って喜ばれた。それが今年は一転、まるで花がつかず実もない。原因は何だろ…

里山の自然 — アヤメ(アヤメ科・アヤメ属)

2022年5月19日 散歩道の農道脇にアヤメが咲いている。青い花がきれいだ。農家の人の遊び心が田んぼの畦道や農道のそばに見られる。そんな農家には心のゆとりみたいなものを感じる。ただ耕して、植えて、収穫して、終わりではない。散歩する人も一緒に…

ミニバラの鉢を買った

2022年5月12日 5月はバラの季節でもある。昨年のNHKテキスト『趣味の園芸』(2021年5月号)も「バラのある幸せ」という特集を組んでいる。パラパラとページをめくっているうちに、何か小さなバラの鉢を一つ買いたくなった。 中でも『今、注目の…

シラン (ラン科・シラン属)

2022年5月10日 庭にシランが咲いている。とても育てやすく、この時期何もしなくても次々と花を咲かせる。赤紫色の花と剣状の葉が特徴。 今日まで数日、5月の晴天が続いたが、今日の夕方から曇ってきた。明日からしばらくは雨らしい。テレビの天気予…

サクランボ

2022年5月7日 隣家の庭に今サクランボがなっている。赤い実がきれいだ。こちらから手が届く距離だが、よそのものを勝手に食べるわけにはいかない。お隣は収穫するわけではなく、いつも放置してあるので、小鳥が食べに来ている。あまりおいしくないのか…

クリスマスローズ(キンポウゲ科・ヘレボルス属)

2022年5月2日 クリスマスローズとはきれいな忘れられない名前だ。ローズと名前がつくが、バラ科ではない。早春の2月に咲く花として『趣味の園芸』(NHK出版)や『花おりおり』(朝日新聞社)に紹介されている。花びらのようにみえるのは萼片(がくへ…

イチゴ(バラ科・イチゴ属)

2022年4月27日 冬に園芸店でイチゴのポット苗を見つけて2つ買った。確か一つ300円ほどだったように思う。水を切らさないようにとの注意書きがあった。初めて買うイチゴの苗。大事に室内で育てた。それが最近次々に白い花をつけて、イチゴの実が大…

里山の自然 — コブシ(モクレン科・モクレン属)の花が満開

2022年3月27日 3月21日の春分の日あたりから庭のコブシの白い花が咲き始めました。今満開です。『街の樹木』(八田洋章著、栃の葉書房)を見ると、コブシは北海道〜九州、済州島に分布する落葉高木とあります。元来、山の木だと思いますが岡山市街…

フリージア咲く (フリージア:アヤメ科・フリージア属)

2022年3月25日 昨年秋に球根を植えたフリージアの花が咲きました。『花おりおり』(湯浅浩史 文・矢野勇 写真、朝日新聞社)によると、フリージアは1月の花。アヤメ科。花の色はいろいろありますが、私が植えたのは赤色。秋に球根を植えた時にはすぐ…

ワスレナグサの植え替えとバジルの種まき

2022年3月12日 昨年秋に種をまいて室内でポットで育てていたワスレナグサを、屋外のプランターと地面に植え替えました。もう朝の気温が0℃を下回ることはないと思うので、外に出してもいいのではないかと判断。開花にある程度の低温が必要な植物が多…

ハボタン(葉牡丹)(アブラナ科・アブラナ属)

2022年1月31日 花が何もない冬の時期に、野菜のような趣で玄関先や花壇に明るい色を添えてくれます。私は実はハボタンはあまり好きではなかったのですが、同居する義母が冬になると必ず植えるので、だんだん受け入れるようになりました。キャベツに似…

我が家の2021年春まき種子ランキング

2021年12月19日 寒さが増してきました。1年の終わりももう間近です。今年の春にはコロナ禍でどこにも出かけられない中、久しぶりに花の種をいろいろ購入して種から花を育てました。その結果のランキングです。 第1位はゼラニューム。タキイ種苗で…

シシガシラサザンカ (ツバキ科・ツバキ属)

2021年12月17日 今朝は比較的暖かだったのに、午後から強風が吹き非常に寒くなりました。明日は日本海側では大雪の予報です。積雪地域の皆さん本当にご苦労さまです。 今日は庭に花を咲かせたシシガシラサザンカの枝を切って花瓶に入れ、机の上でス…

ワスレナグサの種子が発芽、フリージアの球根も発芽

2021年11月6日 朝晩は10℃以下に冷え込みますが、昼間は20℃に達する暖かい日が続いています。先日、標準的な種まきの時期からかなり遅れてプランターと地面にまいたワスレナグサの種子が発芽しました。プランターは夜間は家の中に取り込んでいます…

キンモクセイ(金木犀)の花がやっと咲き始めました

2021年11月3日 私の住んでいる岡山市では、先週あたりからキンモクセイの開花が始まりました。キンモクセイは、当地では毎年10月初めに咲いて、芳しい花の香りを辺りに漂わせてきました。10月になってあの黄色い花の香りをかぐと「ああ、キンモク…

忘れな草の種まき

2021年10月23日 秋の種まきは気温が下がりすぎない時期に早めに、と言われています。もう寒いぐらいの季節になったので、今年は種まきはやらないつもりでした。しかし、つい試したくなって忘れな草の種を買いました。 忘れな草は9月中下旬に種をま…

春に向けての庭造り

2021年10月16日 気温が急に下がって来ると、来年の春に向けての庭の準備が気になります。例年この時期には、チューリップの球根を20球ほど玄関先の花壇に植え込むのですが、今年も赤のチューリップの球根を注文しました。花壇だけでなく、今年は鉢…

種から育てたゼラニウムと挿し芽をしたラベンダーを移植しました

2021年9月25日 今春に種をまいて育てたゼラニウムと、挿し芽をしたラベンダーを、それぞれ大きめの鉢や地面に移植しました。 ゼラニウムは3〜4月と9月が移植の適期です。小さめの鉢3個に植えていたものをそれぞれ鉢から持ち上げてみると、鉢の周…

挿し芽をしたラベンダーが大きくなりました

2021年9月11日 春に初めて挿し芽に挑戦したラベンダー。発根を確認して培養土のポットに植え替え、夏の間は北向きの日陰で風通しの良い場所に置いていました。真夏の暑さにも耐えて、今元気に成長を続けています。 yaswatercolor.hatenablog.com yasw…