葡萄(ぶどう)
2022年9月7日
「黒葡萄スケッチ止めてつまみ食い」
今日の季語は「葡萄」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「葡萄」を見てみました。
「西アジアやヨーロッパでは古代から栽培され、中国経由で日本に伝わった。山葡萄、野葡萄は野生の別種で、山葡萄は甘い。野葡萄はたべられないが、一粒ずつ色どりが違い美しい。」
今日は知人からいただいた岡山産ピオーネをスケッチしました。知人はぶどうの栽培農家。描いているうちに食べてみたくなり、絵には描かない部分をつまみ食いしました。まさに秋の味です。
「葡萄」を季語にする句を3つ。
「一粒も欠けざる葡萄選び買う買ふ」 右城暮石
「黒葡萄鋏を入るる隙のなし」 嶋田麻紀
「一粒に灯がひとつづつマスカット」 風戸庸子
今日のスケッチ
アルシュ水彩紙 中目 F6
シュミンケ固形水彩絵の具