わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

2016-01-01から1年間の記事一覧

猫のいる暮らし

2016年12月28日 先週は埼玉に住む姪の家族が我が家に遊びに来ました。お父さん、お母さん(姪)、そして子供が小学校2年生から生まれたばかりの子まで男の子ばかり3人。一番上のひろ君は猫のマルちゃんに会うのは2度目。我が家に来たときから「猫に会いたい…

ポツポツと 暖冬の雨 紙を打つ (岡山市北区 岡山県庁・岡山県立図書館水彩スケッチ)

2016年12月 木曜スケッチ会で岡山県立図書館の裏の広場に来ました。天気予報では午後からあいにくの雨。午前中はギリギリ雨が降らない予報でした。当地でも気象台始まって以来の記録的な暖冬です。雨と言っても冷たい雨ではありません。いづれにしても…

グループ展終わりました

2016年12月20日 「木曜スケッチ会第1回作品展」は先日の日曜日に無事終了しました。ご来場いただいた皆様、どうも有難うございました。出展者9名、出展数29点、会場入り口で記帳していただいた方ちょうど100名。季節柄、来場者はそれほど多く…

「木曜スケッチ会第1回作品展」 会期は残り3日です

2016年12月15日 今週火曜日から始まった「木曜スケッチ会第1回作品展」も今日で前半の3日が終わりました。今週の日曜日まで残りあと3日です。会場のある倉敷美観地区の近くの商店街は師走の寒さで余り人通りが多くないのですが、この作品展を目指…

猫のいる暮らし

2016年12月6日 うちのマルちゃんは、先々週は病院に行って耳の治療をしてもらいました。3種混合ワクチンの接種に行ったのですが、最近耳をかゆがるのでついでに診てもらったら、外耳の奥のほうが炎症を起こしているということでした。注射を1本打た…

この町は じっと静かに 冬支度 (岡山県岡山市北区 足守川と里山風景)

2016年 12月 師走になりました。しかし今日は日差しの暖かな一日でした。車で足守の町に出かけてスケッチをしました。丁度正午に到着。平日のせいもありますが、人の少ないのにはちょっとびっくり。紅葉のシーズンがそろそろおしまいとなって、いよい…

秋の田を 吹き渡る風 耐えて描く (岡山県岡山市北区 吉備路自転車道 里山風景)

2016年11月 今日の天気予報は晴れで最高気温15℃。絶好のスケッチ日和に思えたので、昼前から自転車にスケッチ道具を乗せて、マフラー、手袋を身につけて比較的軽装で出発しました。自転車で走り出すと、意外と風が強くて冷たい。しかし、これからだん…

この紙には ある種不思議な 力あり (岡山県岡山市北区 里山風景)

2016年11月 水彩紙の特徴をつかむために、今日は前回と同じ場所でアルシュ水彩紙の粗目を使って秋の里山風景を描きました。アルシュ水彩紙はフランスの高級水彩紙です。私は比較的粗目が好きなのですが、普段最もよく使うのはラングトンやウオーターフ…

今日もまた 連れて行きます キャンソンさん (岡山県岡山市北区 里山風景)

2016年11月 今週は週の後半から寒くなりそうなので、暖かい今のうちにと、また自転車で近くの田園風景を描きに出かけることにしました。今回は前回描いた場所から少し離れた所で、稲刈りのほとんど終わった田んぼを近景と中景に、そして遠景に前と同じ…

描くのなら 私を連れて行ってと 紙が言い (岡山県岡山市北区 里山風景)

2016年11月 今日は早朝に雨。そして午前中早めに雨はやんで、昼前からは曇り。結構暖かい一日でした。今日はスケッチに行こうかどうしようか迷っていたのですが、しばらく出かけてないので、午後から自転車に乗って適当な場所で秋の里山風景を描くこと…

木曜スケッチ会第1回作品展のご案内

木曜スケッチ会 第1回作品展のご案内 期間:平成28年12月13日(火) ~18日(日) 10時 ~ 17時 (初日は11時から、最終日は16時まで) 場所:倉敷市阿知2-25-44 倉敷本通り商店街 ギャラリー・メリーノ(Tel: 086-422-0613) 会場は、JR倉敷駅から徒歩15分。…

秋深し 無性に海が 見たくなり (岡山県玉野市宇野港、香川県豊島 水彩スケッチ)

2016年11月 瀬戸内国際芸術祭の開かれている岡山県玉野市宇野港と香川県豊島(てしま)に行ってみることにしました。今日は穏やかな秋晴れ。芸術祭の秋の部が大詰めなので、瀬戸内の島々もこの週末は大勢の観光客で賑わっているはずです。早朝のJR宇野…

こんな本読んだことありますか? 「堀 文子 トスカーナのスケッチ帳」(堀 文子著、JTB パブリッシング)

2016年10月31日 10月27日~11月9日の2週間は読書週間です。今日のおすすめは、「堀 文子 トスカーナのスケッチ帳」です。堀 文子(ほり ふみこ)さんは1918年東京麹町生まれで現在98歳。現役の日本画家です。70歳でイタリアのトスカ…

このところ 紅葉描き過ぎ 胃のもたれ (長野県大町市 霊松寺水彩スケッチ)

2016年10月 白馬スケッチツアーの最終日は、大町市にある霊松寺に行きました。霊松寺は600年の歴史をもつ長野県最古の曹洞宗寺院です。周囲は見事な紅葉でした。特に背景の丸い形をした山は紅葉が山一面に広がり、見事な色でした。しかし、正直なと…

なつかしい 40年ぶりの白馬 そこにあり (長野県上水内郡小川村・白馬村 水彩スケッチ)

2016年10月 朝、白馬村のホテルから外へ出てみるときれいな青空。すぐ目の前に白馬岳から南に続く山々がきれいに見えて感動しました。今日はこの白馬連山をスケッチする日です。 中型バスで白馬村を8時半に出発し、途中道路工事で目的地変更があって…

信濃路や 心浮き立つ 山の秋 (長野県長野市 川中島古戦場 水彩スケッチ)

2016年10月 思えば遠くへ来たものです。スケッチツアーに参加して信州長野に来ました。目的地は白馬村なのですが、その前にJR長野駅から南へすぐの場所にある八幡原史跡公園(川中島古戦場)のスケッチをしました。ここは1561年に武田信玄と上杉謙…

幼稚園児の 歓声ワンワン 秋の空 (岡山市北区 伊島生涯学習センター 水彩スケッチ)

2016年10月 グループスケッチで岡山市伊島の生涯学習センターに来ました。ここには科学体験のできる「人と科学の未来館」、附属のプラネタリウム、それに近くの丘に広がる児童公園があります。また、県立烏城高校もこのセンターに隣接しています。ここ…

こんな本読んだことありますか? 「あの人に会いたい」(「NHKあの人に会いたい」刊行委員会編、新潮文庫)

2016年10月18日 文庫本の表紙カバーを飾る懐かしい顔写真の数々。三島由紀夫、植村直己、柳家小さん、宇野千代、淀川長治、三波春夫…………。今はもう会えなくなった故人のNHK映像ファイルから、そのインタビューでの会話を書き起こしたものです。各方…

正面の 桜の紋章 愛らしい (倉敷市 旧さくら幼稚園園舎 水彩スケッチ)

2016年10月 倉敷市役所の敷地に市役所と隣接して建つ倉敷歴史民俗資料館(旧さくら幼稚園園舎)をスケッチしました。この幼稚園は大正のはじめに作られた木造洋風建築で、正面玄関を入ると大きな八角形の遊戯場があり、その両翼に廊下と保育室がありま…

猫のいる暮らし

2016年10月12日 食欲の秋。人間は食欲が増す季節ですが、猫も人間と同じみたいです。うちのマルちゃんも、暑い季節が過ぎて急に食欲が増してきました。最近は夜明前から空腹を訴えます。明け方4時半ぐらいから、私の寝ている部屋のドアにドンドン体…

イノシシも マスカット食べる 里の秋 (岡山市北区 里山水彩スケッチ)

2016年10月 今日は地元の里山風景を描くことにしました。私の毎朝の散歩コースの中で、一番絵心をそそられるのが、集落の中心に位置する選果場です。朝食後、すぐに自転車にスケッチ道具を積んでその場所に出かけ、スケッチを始めました。まだ稲刈りが…

ああ、日本のシスレーと呼ばれたい ― シスレー「夏のモレの橋」水彩模写

2016年10月6日 シスレーの「夏のモレの橋」を模写しました。アルフレッド・シスレーは1889年50歳の時にパリ近郊(パリの南西)のヴヌ レ サブロンからモレ シュル ロワンに移り住み、晩年の10年間をそこで過ごしました。 シスレーはモレ一帯…

倉敷アイビースクエアへ再び (岡山県倉敷市 アイビースクエア水彩スケッチ)

2016年9月 秋雨前線が停滞して、このところ毎日雨が続いています。今日も朝から降ったり止んだり。ただし、傘をささなくてもすむ程度の雨なので、スケッチには助かりました。今日のグループスッチは悪天候を見越して、参加者全員がアイビースクエアのホ…

ああ、日本のシスレーと呼ばれたい ― シスレー「ポール マルリのセーヌ川、砂山」水彩模写

2016年9月28日 今日はアルフレッド・シスレーの画集を開いて、「ポール マルリのセーヌ川、砂山」(1875年)を模写しました。シスレーは水の躍動感を描くのが得意な画家でした。水の青と砂のベージュが強いコントラストを生み出している、と絵の…

猫のいる暮らし

2016年9月23日 だいぶ秋らしくなってきました。気温が下がるにつれて、マルちゃんの食欲が増しています。朝、5時前から私を起こしにかかって、「お早う、お早う」と言っているように聞こえる声で鳴き、ドアに体当たりしてきます。ドアを明けると大喜…

橋の下 明るい場所では ないけれど (岡山県岡山市北区 京橋 水彩スケッチ)

2016年9月 グループで再び京橋に来ました。今日は朝から日差しが強かったので、日陰になる場所を探すうち、自然に橋の下にやって来ました。橋の下というと、昔から草ぼうぼうでゴミが捨てられ、捨て猫や捨て犬が置かれる暗い場所というイメージが強いの…

こんな本読んだことありますか? 「昭和史 戦後編」(半藤一利著、平凡社)

2016年9月10日 「昭和史」の続編です。これは私たち団塊の世代が経験した「昭和史」なので、リアルに思い出す部分が多くあります。敗戦と「一億総懺悔(そうざんげ)」の章から始まり、アメリカの占領政策、平和憲法の制定、東京裁判、朝鮮戦争、サン…

こんな本読んだことありますか? 「昭和史」(半藤一利著、平凡社)

2016年9月9日 毎年8月になると、終戦記念日前後にいろいろと考えることがあります。これまで昭和史をきちんと勉強して来なかったことが、いつも頭の隅にあって、しかし、普段は自分で勉強するほどまとまった時間がなく、結局何もしないで、今まで来ま…

この橋を 渡れば 城下 山陽道 (岡山県岡山市中区 中橋 水彩スケッチ)

2016年9月 岡山市の岡山城近くを流れる旭川にかかる中橋を描きました。旭川の中洲を挟んで、岡山城のある市の中心部から見て京橋、中橋、小橋と3つの橋が並んでかかっています。旧山陽道を東の方角から歩いてくると、大きな旭川に突き当たり、ここから3…

猫のいる暮らし

2016年8月30日 マルちゃんは、朝5時~6時にキャットフードの朝食、夕方5時に再びキャットフードの夕食、そして最近は夜8時過ぎに夜食を食べます。夜食は、基本は猫用の煮干しをお湯でもどして柔らかくし、それに猫用のカツオ節をマブします。時に…