わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

このところ 紅葉描き過ぎ 胃のもたれ (長野県大町市 霊松寺水彩スケッチ)

2016年10月


イメージ 1

 
白馬スケッチツアーの最終日は、大町市にある霊松寺に行きました。霊松寺は600年の歴史をもつ長野県最古の曹洞宗寺院です。周囲は見事な紅葉でした。特に背景の丸い形をした山は紅葉が山一面に広がり、見事な色でした。しかし、正直なところこの3日間、紅葉ばかり描いて少々食傷気味になっていました。
 
ここでのスケッチ時間は2時間。寺院を描いてもよかったのですが、何となく物足らない感じがして、かなり歩き回ってモチーフさがし。そして、「どうせ描くなら難しい紅葉に挑戦しよう、これしかないな」、と結局この紅葉の山を描くことにしました。

イメージ 2

 
描いてみると、紅葉はやはり難しい難しい。ボカシの手法も試みにやってみましたがあえなく失敗。結局從來どおり筆ペンの線を頼りに色を塗る絵になりました。最後の最後で人物を入れてみたところ、絵に動きが出て、初め絶望的に悪かった出来が、多少よくなった気がします。絵の中の女性は旅をする私の分身のつもりで描きました。

これで白馬の旅は終わり。帰りに松本駅に寄り、お土産に「信州おやき」を買いました。



イメージ 3

 
アルシュ水彩紙F6中目
ぺんてる筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:1時間半