わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

秋の田を 吹き渡る風 耐えて描く (岡山県岡山市北区 吉備路自転車道 里山風景)

2016年11月


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今日の天気予報は晴れで最高気温15℃。絶好のスケッチ日和に思えたので、昼前から自転車にスケッチ道具を乗せて、マフラー、手袋を身につけて比較的軽装で出発しました。自転車で走り出すと、意外と風が強くて冷たい。しかし、これからだんだん気温が上がるだろうと楽観的な予想をして、気持ちよくペダルをこいで吉備路自転車道に入って吉備津神社まで来ました。そこでしばらくスケッチポイントを探してウロウロ。最終的に広い田んぼの中の畦道の中に決定。吉備の中山と遠くの山並み、そして遠景に民家が幾つか見えます。今日は田んぼの稲の刈り取られたあとが筋状になってとてもきれいだったので、それを描くことにしました。


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畦道を散歩する人が時々声をかけて下さり、ついでに絵を見て下さいました。皆さん地元の人達で、この風景をとても愛しているようです。「この景色、すごくいいでしょう」と、どの人も同じようなコメント。本当に素晴らしい風景です。でもこの広い田んぼにもやがて民家やその他の建物が建って田んぼが無くなる日がくるのでしょうか。そうなって欲しくない美しい田園風景です。

 

今日は空が晴れているのですが、雲がときどき太陽にかかり、風が吹いて急に体が冷えて来ました。太陽が現れてぽかぽかと気持ちのよい暖かさになったり、雲が出て寒くなったりの繰り返しでした。そのうち雲が次第に多くなり、風がとても寒く感じられるようになりました。今日はもう少し長く描きたかったのですが、この寒さに負けました。スケッチ時間は1時間半。短い時間でしたが、スケッチは何とか出来上がりました。今日の反省点は、田んぼのど真ん中はさすがに寒い!ので、寒さ対策に使い捨てカイロは必須。それにタオルも大事。寒くて鼻水が出て来る時に、いちいちハンカチやチリ紙をポケットから出すのは面倒です。タオルを首に巻けば防寒にもなります。それと寒くなると自転車で遠出は大変です。寒い時にちょっと避難する場所がないと、自転車をこいで温まるしかありません。その点、自動車は助かります。これから冬にかけては、遠くに行くときは車かバス、電車にします。


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アルシュ水彩紙 F6 粗目

ぺんてる筆ペン

ウインザー&ニュートン水彩絵の具

所要時間:1時間半