わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

鰯雲(いわしぐも)

2022年11月29日

 

「いつの日か危惧種となるや鰯雲

 

松山市の俳句ポスト中級以上に兼題「鰯雲」で投句していた句が並選となりました。中級挑戦3回目でやっと入選です。この間しみじみ分かったのは、自分の俳句の力がまだまだ初級の入門者レベルだということ。今回幸い中級以上で入選となりましたが、これからしばらく初級に戻って投句を重ねたいと思っています。少なくとも2,3年の間は初級で頑張りたい。それで少し力がついたら、再度中級以上に挑戦します。

 

しかし今回採用していただき、いい思い出ができました。これを励みに一日一句がんばりたいと思います。

 

 

冬薔薇(ふゆばら)

2022年11月28日

 

「冬薔薇や喪中はがきの届く午後」

 

今日の季語は「冬薔薇」。師走が近づいて、郵便ポストに喪中欠礼はがきが届くようになりました。宛名面を見て、誰からの喪中はがきなのかどきどきしながら裏返します。これまで年賀状を交換していた親しい友人、学生時代の先輩、後輩、一緒に仕事をした人の訃報はこたえます。

 

今日の季語は「冬薔薇」。

『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「冬薔薇」を見てみました。

 

「薔薇は四季咲きのものが多く、冬になってもしばらく咲き続けている。霜に遭って赤い花びらが黒ずんだりするのは哀れだが、寒さに耐える姿がけなげである。温室栽培の切り花も冬薔薇として詠む。」

 

「冬薔薇」を季語にした句をひとつ。

 

「冬さうびかたくなに濃き黄色かな」     長谷川かな女

 

冬さうび(冬そうび)は冬薔薇のことです。寒さの中でかたくなにその黄色い色を保って咲く薔薇を讃えています。「かたくなに濃き」という表現が的確だと思います。

 

 

冬いちご

2022年11月27日

 

「日当たりの部屋の一鉢冬いちご」

 

今日の季語は「冬いちご」。今日は昨日の新型コロナワクチン接種の影響で、体に力が入らない一日でした。昨日の夜まではこれまでより軽い副反応だなと思っていましたが、夜中に少し発熱し、解熱剤を飲んでやや落ち着き、それでもあまり熟睡できない夜でした。睡眠不足のせいもあって、今日は一日だらだらと過ごしました。

 

冬いちごは、冬に温室栽培しているものは該当しないそうですが、うちの場合は普段外に置いていた鉢植えを寒いので室内に取り込んだもので、多分冬いちごに当たるのだろうとおもいます。

 

冬いちごを詠んだ句をひとつ。

 

「力ある大地の恵み冬苺」      高浜虚子

 

素直な句です。冬の地面に植えられた苺の赤い実。ここでは赤い実とは言っていないのですが、そして我々ならつい赤い実と詠んでしまうと思うのですが、それは読者の想像に任せて、むしろ冬いちごを生み出す大地の豊かさに対して素直に感嘆しています。

 



 

 

冬茜(ふゆあかね)

2022年11月26日

 

「何事も無く過ぎし日や冬茜」

 

今朝は一番に新型コロナワクチンの接種を受けました。5回目の接種で、オミクロン株対応の2価ワクチンです。今の所腕の痛みや発熱は無く、これまでの接種の中では一番副反応が少ない気がします。まだ今夜あたりに発熱があるかもしれませんが。

 

今日の季語は「冬茜」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「冬茜」を見てみました。

 

「夕焼けは夏の季語となっているが実は四季それぞれにあらわれ、各々の特徴を持っている。冬の夕焼けは鮮血のような赤さから一気に暮れて、最後はどず黒い凝った血の色となる。印象的な色彩である。」

 

なかなか印象的な説明です。「冬茜」を季語にした句をひとつ。

 

「冬茜金星はまだ一つ星」   森澄雄

 

とても綺麗な句です。夕空に金星が見えている。金星は宵の明星として知られています。日の入り後の西の空で輝きます。ゆっくり外に出て眺めてみたくなります。明けの明星の金星も日の出前の東の空に輝きます。

 

 

小六月

2022年11月25日

 

「庭を掃く肩に日射しや小六月」

 

今日の季語は「小六月」。俳句歳時記によると、小春・小春日和と関連する冬の季語です。

今日はとても暖かく過ごしやすい一日でした。朝から庭掃除と部屋の掃除をして午前中がつぶれました。昼食を作ってごごのんびり読書をしていたらもう日暮れ。一日がとてもはやく過ぎていきます。明日の土曜日には5回目の新型コロナワクチン接種に行きます。多分翌日の日曜までは副反応でぐったりすると思います。日曜夜のワールドカップサッカー日本対コスタリカの試合が楽しみです。多分その頃には回復しているでしょう。

 

「小六月」を季語にした句を一つ。

 

空美しうたがひもなく小六月」   高木晴子

 

冬の暖かい晴れ間。冬空の美しさに魅了されている作者の姿が想像できます。冬の空には他の季節にはない美しさがあります。その美しさをこれからの季節にじっくり探してみたいものです。

 

 

スケッチ会@備中国分寺(岡山県総社市)

2022年11月24日

 

木曜スケッチ会(岡山)で備中国分寺に行きました。今月2回目のスケッチ会です。参加者は13名。いつもより少なかったのは昨晩のサッカーワールドカップドイツ戦のせいでしょうか。昨晩は本当にいい試合でした。10時から始まって、12時半までテレビに見入っていました。布団に入っても劇的逆転勝利の興奮でなかなか寝つけませんでした。それで今日は少し寝不足気味。

 

幸い天気は昨日の雨から今日は晴れ時々曇りに変わってくれて、比較的よいコンディションでした。ただ、昼前に小雨が降り出し、いつもより1時間早めにスケッチを切り上げました。帰宅後30分ほど追加の筆を入れて完成。五重塔を比較的近くから描けてよかったと思います。

 

今日の俳句

「冬空や五重塔の蒼き陰」

 

今日のスケッチ

ウオーターフォード水彩紙F10 ホワイト

シュミンケ固形水彩絵の具

所要時間:2時間30分(帰宅後の追加時間を含めて)

 

 

「落ち葉かき」

2022年11月23日

 

「朝焼けやここもあそこも落ち葉かき」

 

今日の季語は「落ち葉・落ち葉かき」。今盛んに落葉樹が落葉しています。その落ち葉の片付けはかなり大変。うちの庭の木の中にも落葉するものがあり、週に1回は落ち葉かきが要ります。今は勝手に燃やせないので、ビニールの袋に詰めて燃えるゴミとして出します。

 

朝の散歩に行くと、あちこちの家でこの落ち葉の掃除をしている光景に出会います。公園の近くの家などは大きな木の落ち葉を掃除するのが大変そうです。もう初めから何もしないで放置している家もあります。それはそれでいいとは思うのですが、それを黙認できない人もいることでしょう。そういう環境にある家はお互いの作業の調整が大変です。