わたしの水彩スケッチ

水彩スケッチ、読書、そしてのんびり思索の旅

グラジオラス(アヤメ科・グラジオラス属)

2020年6月30日

 

今日スーパーに行ったら花売り場にグラジオラスがあったので、思わず買ってしまいました。梅雨で全国各地で大雨。新型コロナも東京を始め全国各地で再び感染者が増加中。そんな憂鬱な雰囲気の中で、このグラジオラスの大きな赤やオレンジ色の花は元気をくれます。

 

グラジオラスは明治時代に日本に来ました。もとはアフリカ出身。清楚なのですが、そう言われれば何となく熱帯の雰囲気があります。茎に沿って下から上に向かって花をつけていく「上方志向」。上までのぼり詰めて順に花を咲かせる。さあ、最後のてっぺんまで花が咲くだろうか、と不安と期待。何となく人生を思わせる花の姿です。

 

花言葉は「堅固」、「たゆまぬ努力」、「ひたむきな愛」、「誠実」など。なるほど、花のイメージにぴったりです。グラジオラス(英語名gladiolus)という名前はもともとラテン語で、葉が剣に似ているところから命名されたそうです。我が家のオス猫がこのグラジオラスの葉に関心を示し、葉を一生懸命噛もうとして噛み切れませんでした。触ってみると固くて厚みもあり、簡単にはちぎれそうにない丈夫な葉です。

 

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今日のスケッチ

ラングトン水彩紙 F6

鉛筆と水彩(シュミンケ固形水彩絵の具)

木曜スケッチ会(岡山)中止のお知らせ

2020年6月24日

 

明日6月25日(木)に開催を予定していたスケッチ会ですが、本日久しぶりに岡山市内で新型コロナウイルスの新規感染者がでましたので、スケッチ会を急遽とりやめることにしました。当分の間、スケッチ会は行いません。スケッチ会の再開を心待ちにしていた会員の皆さんには申し訳ないのですが、感染防止を最優先にしたいと思います。

 

これからウイルスとの戦いは長期戦になる可能性があります。各自感染予防にお気をつけください。

 

 

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木曜スケッチ会(岡山)再開のお知らせ

2020年6月22日

 

新型コロナウイルスの感染拡大でしばらく中止していた木曜スケッチ会を再開します。

 

  • 日時:6月25日(木)9:30 〜 お昼過ぎ
  • 場所:吉備路。県道沿いの「もてなしの館」駐車場付近に集合。

 

田植えが終わったばかりの水田がきれいだと思います。備中国分寺五重塔が水田に映り込む場所があるかもしれません。総社吉備路文化館近くの旧山手村役場建物や旧松井家住宅などもよいモチーフになります。

 

  • 雨天の場合は、27日(土曜日)に延期します。

 

ウイルス感染予防のため、必ずマスクを着用して参加してください。とても広い場所ですので「3密」の可能性は少ないですが、スケッチ中は、人と人との距離を2メートル以上あけて下さい。感染を避けるため、なるべく自家用車でおいでください。

 

暑さ対策にも十分気をつけて下さい。水分補給を忘れず、風通しのよい日陰でスケッチしてください。

 

 

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アサガオ(ヒルガオ科・サツマイモ属)

2020年6月21日

 

2,3日前に我が家で最初のアサガオが咲きました。しばらく前に園芸店で苗を買って鉢植えしていたものです。私はアサガオが大好きで、毎年少しずつ種類が違う苗を数本買って鉢植えします。北向きのフェンスの下に間隔を置いて鉢を並べておくと、あまり日当たりが良くないにもかかわらず、これから秋まで(最近は暖冬なので冬の初めまで)の長い期間、フェンスにつるをからませて毎日きれいな花をつけてくれます。

 

アサガオ奈良時代に中国から渡来。江戸時代に庶民の間でアサガオの栽培が大ブームとなり、様々な種類が作り出されました。江戸時代の女性俳人加賀千代女の「朝顔に つるべとられて もらい水」の句でも有名です。東京台東区入谷の朝顔市は有名で、7月6日から8日まで3日間続きます。例年160の出店があり40万人が訪れますが、さて、今年は新型コロナでどうなるでしょうか。

 

アサガオの英語名は morning glory(朝の輝き)。素敵な名前です。意外なのは、分類上の区分。ヒルガオ科はまあ良いとして、分類体系上、科の下にある属名が、サツマイモ属というのにはびっくりします。

 

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 今日のスケッチ

 Avalon水彩紙 SMサイズ

鉛筆(2B)

シュミンケ固形水彩絵の具

 

こんな本読んだことありますか?  『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎著、光文社新書)

2020年6月16日

 

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若い昆虫生態学者、前野ウルド浩太郎さんのアフリカでの研究奮闘記です。前野さんの研究テーマはアフリカで大発生するサバクトビバッタの生態。アフリカのモーリタニアでの研究の様子が生き生きとした筆致で描かれています。大学院博士課程を終えて、さあこれから一人前の研究者になろうとすると、誰でも海外で2,3年、長い時にはそれ以上の期間、訓練を兼ねて研究修行するのが普通です。これをポストドクと言います(博士号を取得した後のトレーニング期間)。生態学を志す人は、自分のテーマを研究するために現場で経験を積むことになります。その時の海外での様々な経験は、多くの科学者の将来を決める上で、重要な基礎になります。そのような経験を経た後に、初めて大学や研究機関の研究職に採用されて、安定的に給料をもらえる立場になります。

 

このポストドク期間や、研究職に採用された後にずっと経験しつづける研究者間の競争・うまく研究成果をあげた時の感動・逆にうまく行かなかった時の絶望と挫折。これはなかなか言葉では言い表せないものですが、前野さんはこの辺りの事情を個人的なことを含めて、一般の読者にわかりやすく説明しています。もちろん、モーリタニアでのバッタ研究という、とてもユニークな研究現場で、毎日一緒に働く同僚、現場で出会う人々や様々な現地の状況など、その一つ一つが読者を引きつけます。そして、とにかく本書に溢れる若い前野さんのバイタリティー。実際、研究を行う上でこれが彼の最大の武器だったのでしょう。何度となく訪れる苦境をこのバイタリティーで乗り越えます。その辺りの記述がとても魅力的です。

 

私自身も大学の研究者でした。分野は違いますが、似たような経験を積んできました。研究者は元来、かなり楽観的でないとつとまらないと思います。小さな失敗にはくよくよしないで、高みを目指して日々努力する。研究費が取れなくてもなんとかしのぐ(実は日本の研究者、特に若手は、他の先進諸国に比べて国からの研究費がかなり少なく、困窮しています)。日本でも世界でも、多くの研究者と呼ばれる人達が多かれ少なかれこのような状態で毎日を過ごしています。それでも、自分の研究テーマに没頭できる日々は、一般の社会から見ると夢の様かもしれません。研究では激烈な競争にさらされ続けますが、その中で何とか生き残っていけると、何とも言えない充足感、達成感を感じます。

 

著者の前野さんは現在40歳前後。研究者としてはまだ、これから2つも3つも超えなければならない山があるでしょう。多分持ち前のバイタリティーがここでも発揮されることを祈ってエールを送りたいと思います。具体的にどんな研究成果が出たのか、どのようにアフリカの農業の現場に役立ったのか、また別の機会に分かりやすく読者に説明してもらえると嬉しく思います。

 

 

 

作品展中止のお知らせ

2020年6月15日

 

7月21日(火)〜26日(日)に岡山県天神山文化プラザで開催を予定していました「木曜スケッチ会第5回作品展」は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため中止します。大変残念ですが、関係者の皆様ご了承ください。

 

毎月のスケッチ会につきましても、まだ開催の見込みがたっていません。これから夏に向けては非常に暑くなりますので、例年野外スケッチを行っていません。今年は特にマスクをしてのスケッチ参加が求められると思います。新型コロナに加えて、今年はマスクによる熱中症が非常に心配です。

 

スケッチ会再開の時期については、このブログまたはホームページでお知らせします。

 

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今日のスケッチ

 

地域猫ブレッド君

Avalon水彩紙

鉛筆、シュミンケ固形水彩絵の具

梅雨入の いつもの道で ニャンに会う

2020年6月11日

 

中国地方は昨日梅雨入り。今朝は雨で散歩は無理かなと思ったら、幸い曇り空で雨は落ちていなかったので、服装の準備をして出発しました。町内のゴミ・ステーションに可燃ごみを出したその足で4000歩余りの歩きです。丘を降りてまた登ってくるルートなので、運動量は平坦な道よりも多少多め。朝食前の40分ほどの散歩で、家に帰り着くといつもかなりの空腹感を覚えます。

 

今日は行きの道で地域猫のブレッド君に会いました。元気そうです。頭をなでてやって写真を4,5枚撮ってから再びウオーキング開始。谷筋の田んぼには一部で水が入り、そろそろ田植えが始まります。水を張った田んぼではカエルが鳴き、多分そのカエルを狙っているのでしょう、ゴイサギなどの野鳥の姿が見えます。

 

新型コロナの感染。東京では今日は22人。都が今月2日から出していた「東京アラート」が今夜解除される見込みです。しかし、なかなか東京の感染者がゼロにはなりません。このままだらだらと秋まで続くのでしょう。6月11日現在の世界の感染者数736万人。死者数41万6千人。日本は何とか抑え込んでいます。岡山と東京羽田を結ぶ航空便も部分的に再開されるそうで、再び首都圏との間の人の動きが始まろうとしています。新幹線での岡山と関西圏の人の動きも始まっています。

 

岡山では最近は毎日感染者ゼロが続いています(感染者累計25名)。私達の「木曜スケッチ会」もそろそろ再開の時期を探っています。第4木曜日の6月25日に天気がよければスケッチ会を出来るかもしれません。ただし、公共交通機関は使わないで、車で集まれる広い場所にします。スケッチ会の再開を考えると気持ちがワクワクします。スケッチの仲間と久しぶり(5ヶ月ぶり?)に会話を交わしながら、スケッチする。コロナ前には多い時は月2回、当たり前のことだったのに、コロナ後は貴重な時間です。マスクをつけて2メートル以上人と人との間隔をあけて、と新しい「標準」に早く慣れる必要があります。

 

今日のスケッチは散歩道のブレッド君です。ブレッド君が口を開けると立派な歯が沢山見えました。やはり野生の猫です。うちの飼い猫のマルちゃんにはあんなに歯は目立ちません。

 

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アルシュ水彩紙 粗目 F4

HB鉛筆と水彩(ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具)

所要時間:合計2時間程度

 

今日からブログのタイトルを(旧)「わたしの水彩スケッチ日本紀行」から(新)「わたしの水彩スケッチ」に変更しました。8年間ほど続いたタイトルでしたが、「日本紀行」が新型コロナで難しくなりました。