わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

啓蟄(けいちつ)

2023年3月6日

 

啓蟄や命かがやく季節来ぬ」

 

今日は啓蟄。俳句を始めると、季節の変化に敏感になってきます。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「啓蟄(蛇穴を出づ)」を見てみました。

 

立春の次の二十四節気の節で、虫などが隠れている状態(蟄)がひらける(啓)こと。つまり隠れていた虫が出始める時期(三月六日頃)。具体的に、蟻・地虫・蛇・蜥蜴(とかげ)穴を出づ、ともいう。」

 

今日は今朝散歩道で出会った子猫2匹をスケッチしました。冬の寒い時期を乗り越えてこれから彼らの命輝く季節がやってきます。

 

啓蟄」を季語にした句を一つ。

 

「犬耳を立て土を嗅ぐ啓蟄に」   高浜虚子

 

これは啓蟄そのものずばりの句かもしれません。犬より猫のほうが野生の生き物に対しては敏感みたいですが。

 

今日のスケッチ

ラングトン・プレミアム水彩紙 粗目 F4

鉛筆とホルベイン水彩絵の具

 

 

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