2023年2月5日
「初午や作品展を今日閉じる」
今日は初午(はつうま)。先週火曜日に始まった水彩グループ作品展が今日最終日となりました。会場に来ていただいた300名あまりの皆さんには感謝です。今回が第6回。第7回は早くも今年8月に予定されています。それまでしっかりスケッチして作品を作っておかねばなりません。
今日の季語は「初午」。春の季語です。昨日の立春以来、俳句の世界では春です。この辺りの切替の素早さがとても面白い。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「初午」を見てみました。
「二月最初の午の日の行事で、全国各地の稲荷神社では祭礼を行う。稲荷は本来農業の神だが、現在では開運の神として信仰を集めている。二月第二の午の日が二の午、その月に第三の午の日のある時は三の午という。」
「初午」を季語にした句を一つ。
久保田万太郎の句は好きです。わかりやすい。この句も余計な説明が要りません。この句を読むと煮しめた焼き豆腐が食べたくなる。それでいいのです。