わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

新春(初春)

2023年1月22日

 

「新春や今宵ワルツのコンサート」

 

今日は旧暦の正月(旧正月)。午後から岡山シンフォニーホールで開かれた岡山フィルニューイヤー・コンサートに出かけました。

 

今日の演目はヨハン・シュトラウスのワルツと喜歌劇『こうもり』。岡山市出身の若いソプラノ歌手森野美咲さんや実力のある岡山ゆかりの歌手が揃って出演し、とてもいいコンサートでした。今年はNHKの正月番組ウイーンフィル・ニューイヤー・コンサートを見逃したので、今回生のウインナーワルツの演奏を聞けてよかったです。

 

「新春(初春)」を『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で見てみました。

 

「陰暦一月一日は立春前後に当たり春の気配が立ち上っていたため初春とか新春と呼んだ。現代でもその慣習が残っており、このほかにも俳句では<島の春><国の春>などと新年を呼ぶことがある」

 

「新春」を季語にした句をひとつ。

 

「新春の蝶々来たり雪の上」      渡邊水巴

 

色彩的にとてもきれいな句です。雪の真っ白な上に何色なのかわかりませんが蝶々がきました。もう春が近いという雰囲気がよく出ています。白を背景に蝶々が引き立っています。

 

 

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
にほんブログ村