雪空
2023年1月24日
「雪空やさあ来週は絵画展」
木曜スケッチ会(岡山)第6回作品展を開催します。
日時:2023年1月31日(火)〜2月5日(日)
会員20名の水彩風景画約60点を展示します。
(写真は私の作品「岡山後楽園の秋」F10号です)
今日の季語は「雪空」。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で見てみました。
「雪空・雪気・雪催(ゆきもよい)・雪模様は雪の降り出しそうな空の様子。雪嵐は雪を誘う風。雪兆(きざ)すは雪の降る寸前の気配。」
関連する季語で詠まれた句を一つ。
「湯帰りや灯ともし頃の雪もよひ」 永井荷風
いいですね。なんとも言えない風情。こんな光景はもう現代ではなかなか見られなくなりました。こんな時代にもう一度戻りたいという気持ちもあります。戦争や経済問題や地球温暖化や地震や、そんなことを一切忘れてこんな情景に浸ってみたい。もう見果てぬ夢の世界でしょうか・・・。永井荷風の作品をじっくり読んでみたくなりました。