暖か
2023年3月7日
「暖かやサッカー談義理髪店」
一日一句も時には辛い時があります。なかなか句が頭に浮かばない。浮かんでもちっともよくない。昨年の6月中旬から毎日詠み始めてもう9ヶ月になろうとしています。だんだん俳句になれてくるにつれて、できの悪い句をブログやツイッターで発表できなくなります。それで一日何時間も悶々とする。これを乗り越えるとまた少し階段を上に登れるのでしょうね。
今日の句は今日の出来事を詠んだわけではなく、ちょっと前に行った理髪店での出来事を詠みました。サッカー好きの店主と奥さんとの会話がいつも楽しいです。
地元岡山のファジアーノはJ2。今年は初めからJ2優勝を宣言していますが、今の所1勝2分け。引き分けでなく勝っていかないとだめと話が盛り上がります。これから年末まで毎週試合が続く長丁場。一試合一試合に地元ファンは盛り上がります。
「暖か」を季語にした句を一つ。
「あたたかし草に薬の香のかすか」 永末恵子
暖かくなると草も独特の香りを放つのでしょう。普段は行き過ぎる道端の草も、春にゆっくり立ち止まってみるとかすかに薬のにおいがする。この季節ならではのことかもしれません。この早春を大事に過ごしたいものです。もう何度巡って来るかわからない春ですから。