猫のいる暮らし

２０１６年１２月６日

 

うちのマルちゃんは、先々週は病院に行って耳の治療をしてもらいました。３種混合ワクチンの接種に行ったのですが、最近耳をかゆがるのでついでに診てもらったら、外耳の奥のほうが炎症を起こしているということでした。注射を１本打たれて、それから１週間分の飲み薬を貰いました。顕微鏡で見たところダニが耳の中にいる形跡はないそうですが、念のためダニ駆除の注射です。その為３種混合ワクチンの接種は１週間延期。そして先週は３種混合ワクチンの接種。２度続けて病院に行ったのがストレスだったのか、ワクチンの影響か、マルちゃんはちょっと風邪を引いたみたいです。昨日今日と余り元気がなく鼻をグズグスさせて、時々くしゃみをして日の当たる出窓や暖房の効いた暖かい椅子の上にじっとしています。心配なので頻繁に様子を見ますが、おしっこも便も正常、そして安心なのは食欲がすごくあることです。普通の食事の他に、昨晩夜食にあげた焼き魚（アジ）の身をほぐしたものや、今晩あげたいりこのカツオ節まぶしを一気に食べました。

 

マルちゃんはこのところ二人のお婆ちゃん（母９２歳と義母８７歳）にだいぶなついてきて、家族全員にすごく可愛がられ、我が家のアイドルになっています。ペットが老人の心の支えになるという話はよく聞きますが、まさにその通りです。母は一日中マルちゃんに大きな声で話しかけています。マルちゃんが寝ているそばで子守唄も歌います。その歌を聞きながら、私が赤ん坊の頃、つまり六十数年前、多分これと同じ母の子守唄を聞いたんだろうなあ、と妙に懐かしいような感傷的な気分になりました。