わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

幼稚園児の 歓声ワンワン 秋の空 (岡山市北区 伊島生涯学習センター 水彩スケッチ)

2016年10月


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グループスケッチで岡山市伊島の生涯学習センターに来ました。ここには科学体験のできる「人と科学の未来館」、附属のプラネタリウム、それに近くの丘に広がる児童公園があります。また、県立烏城高校もこのセンターに隣接しています。ここはかつて岡山県立短期大学(現在は岡山県立大学となり、新キャンパスが総社市にあります)があった場所です。ここからはすぐ西に京山とその頂上の展望台が見えます。
 
今朝、車でこのセンターに来ると、すでに3台程の大型バスで幼稚園児が沢山来ていました。クラスごとに青い帽子をかぶったあお組、赤い帽子をかぶったあか組、藤色の帽子をかぶったふじ組などに別れて、先生に連れられて児童公園の方へ向かって行きます。
こんなに沢山の幼稚園児を一度に見たのは久しぶりなので、びっくり。そして、その園児たちの元気のよさにまたびっくり。はじめは児童公園でスケッチしょうと思っていたのですが、小さい子どもたちの歓声に圧倒されて、公園から逃げ出してセンターの前の駐車場の日陰へ移動。それにしても、子供は元気ですね。多分全部で150人ぐらいはいたと思いますが、これだけ子供が集まるとすごいパワーです。
 
昼頃になると弁当も持ってきていたらしく、先生の注意があってから元気に食べはじめました。男性の若い先生が園児達に人気があるらしく、しきりにその先生をよぶ園児の声がして、先生も大きな声で対応していました。これだと幼稚園の先生もへとへとに疲れるでしょうね。ご苦労様です。
 
さて、絵の方は、その園児の元気な声を近くに聞きながら、2時間半で描きました。センターの建物の白い壁が大きな面積を占めているので、この壁の汚れや壁についている縦横のラインを大事なアクセントにして描くしかありません。最初は楽に描けるかなと思っていましたが、この壁の表情、秋の空の表情、紅葉が始まった山の表情を淡彩でバランスよく描くのにやや苦労しました。日傘をもった人物を入れることで、焦点がしぼられて、ぼやけた絵が少し締まったような気がします。


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ラングトン水彩紙 F10号 中目
ぺんてる筆ペン
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:2時間半