わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

里山の自然 — アヤメ(アヤメ科・アヤメ属)

2022年5月19日

 

 

散歩道の農道脇にアヤメが咲いている。青い花がきれいだ。農家の人の遊び心が田んぼの畦道や農道のそばに見られる。そんな農家には心のゆとりみたいなものを感じる。ただ耕して、植えて、収穫して、終わりではない。散歩する人も一緒に季節の移ろいを楽しませてもらう。散歩道で一日一日新しい発見に驚く。

 

アヤメ(菖蒲)は、ハナショウブ(花菖蒲)やカキツバタ(杜若)とは異なり、水中では育たない。それで区別がつく。広辞苑第7版による説明は次のようになっている。

 

あやめ(菖蒲)アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。また、観賞用には栽培。根茎は地下を這い、毎年、剣状の細長い葉数枚を直立。5〜6月頃、花茎の頂端に紫色または白色の花を開く。外花被片の基部には黄色と紫色の網目があり、虎斑(とらふ)と呼ばれる。

 

なるほど。広辞苑は百科事典のように説明が詳しい(頼りになる辞典だ)。この虎斑の模様がアヤメ(文目:模様、すじ)なのでアヤメという名前になったと聞いたことがある。

 

今日はその群生したアヤメを写真に撮り、それをもとにスケッチした。

 

今日のスケッチ

モンバルキャンソン水彩紙 F4

鉛筆とシュミンケ固形水彩絵の具