わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

今年はビワが不作

2022年5月21日

 

 

今年我が家のビワの木には実がついていない。昨年はビワが豊作だった。庭の小さな木に、袋かけが面倒になるぐらい実をつけた。自宅では食べ切れず、ご近所に配って喜ばれた。それが今年は一転、まるで花がつかず実もない。原因は何だろう。豊作と不作を繰り返すビワの木の性質があるのか。あるいは天候不順か。今年の冬が特別寒かったという記憶はない。ただし昨年の夏は暑かった。地球温暖化の影響か。

 

ネットで調べると、年によって日本各地でビワのひどい不作が起きていることがわかった。だいたい台風とか冬の厳しい寒さとかが原因としてあげられている。ビワ農家にとってはこんな不作はたまらないだろう。

 

ビワに限らずどんな作物も年によって出来不出来がある。我が家の小さな庭でも、実がなる木や野菜を植えていると、農家の収穫の喜びと不作の時の苦悩が想像できる。

 

農業は国を支える基盤産業だと言われる。食料自給率が低い日本ではなおさら農業が大事だ。急激な円安で輸入品が値上がりしている今、食べ物の確保は大丈夫かと気になる。自分で作物を作ったりすることは無理だが、せめて地産地消で地元農家が作ったものを消費することで農家を支援したいと思う。