わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

岡山フィルの演奏会

2022年5月22日

 

 

今日は約2ヶ月ぶりに岡山シンフォニーホールで開かれた岡山フィルの演奏会に出かけた。秋山和慶(あきやま・かずよし)氏が新しく音楽アドバイザーに就任したのを記念した演奏会だった。

 

曲目は(1)ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30(ピアノ:松本和将)、(2)ムソルグスキー作曲 交響詩「禿山の一夜」、(3)ストラビンスキー作曲 バレエ組曲火の鳥」だった。奇しくも今日の作曲家は3人共ロシア人。ちょっと複雑な心境で演奏を聞いた。

 

最初のピアノ協奏曲は松本和将さんの力のこもった演奏が心に響いた。3つの演奏曲の中で私が知っているのは2番めの「禿山の一夜」のみ。3つ目の「火の鳥」ともどもオーケストラの特に金管楽器の力強い響きが印象的だった。

 

指揮者が変わると、普段聞かない曲が聞けるので面白い。著名な指揮者や若いエネルギッシュな指揮者など、どんどん新しい人を迎えて、岡山シンフォニーも成長していくのだろう。これからが楽しみだ。地方都市にもこうやってシンフォニーがあって定期演奏会をしてくれると、普段生の演奏を聞く機会がない我々も恩恵を受ける。Artや音楽には人を幸せにする不思議な力がある。