オリーブの花が咲きました
2021年5月26日
わが家の庭に1本あるオリーブの木。かなり大きく成長しましたが、これまで花が咲いたのをしっかりこの目で見たことがありませんでした。たまたまNHKテキスト『趣味の園芸』(2021年4月号)を買ったら、その中に「憧れのオリーブと暮らそう」という特集記事があって、それを読んだ私の中に一気にオリーブ熱が燃え上がりました。そういえばうちに地味に伸びているオリーブの木が1本あったなあと気がついて、それならいつかこの木に花を咲かせてオリーブの実をならせてみたいと思い始めたわけです。
オリーブの木は1本では実がならず、花が咲いても他の品種の花粉がなければ受精しないのだそうです。それを知って、園芸店でまだ小さな鉢植えの木を買ってきました。これが大きくなって花を咲かせるまで2,3年はかかりそうですが、それまで待とうという気になっています。近所の散歩をしているうちに、庭にオリーブの木を植えている家を何軒か見つけました。頼んで花粉をわけてもらって、それでうちの木の花の人工受粉をさせてもいいのですが、そこまで踏み出す勇気がありません。
少し前からわが家のオリーブの木の枝に沿って白いつぶつぶの塊のようなものが見え始め、ひょっとしたらこれが花になるのかなと思って様子を見ていたら、今日はそれがやっぱり開花していました!!地味な花ですがなんともかわいいです。小さな虫がブンブンと羽音をたてて飛び回っているので開花に気が付きました。それで今日はその花の咲いた小枝を切ってきて、机の上でスケッチしました。
買ってきた鉢のオリーブも元気に育っています。NHKテキストによると、オリーブはとても育てやすい木だそうです。日当たりと適度な水やりでどんどん成長するとか。鉢を玄関先やベランダに置いてもいい雰囲気になると思います。