種から育てた植物 — その後
２０２１年７月２４日
昨晩はテレビで東京オリンピックの開会式中継を最後まで見ました。おかげで今日は寝不足気味。日本の伝統文化と社会の多様性、そして東日本大震災の復興や新型コロナパンデミックに立ち向かう人々の連帯をテーマとした、シンプルながらとてもいい開会式だったと思います。しかし、現実には新型コロナ感染が全国で拡大中。深刻な要注意レベルであることに変わりはありません。
今年の春（４月中旬〜５月初旬）に７種類の花の種をまきました。どれもほとんど初めてか、久しぶりにまく種でした。その後、それらがどうなっているのか、今日はそれをレポートします。
ミニひまわり
発芽がとてもドラマチック。大きな双葉（子葉）で元気に発芽。双葉がナメクジの食害に会いやすい。ナメクジが嫌がるラベンダーの枝をちぎってポットの中や周りに置いて食害を避ける。どんどん成長し、本葉も出て順調。水やりと液肥と日当たりに気をつけた。大きな植木鉢に移植。６月下旬に期待していたより早くきれいな花をつけてくれた。しかし、梅雨が始まると元気がなくなった。７月中旬にはすべて枯れ始めた。盛夏の花なので、もう少し咲いていて欲しかった。肥料を絶やさずやることが大切。水をよく吸うので水切れ注意。
評価 ★★★☆☆（５段階の３）
早咲コスモス
発芽時がかわいい。種の袋に、本葉２〜３枚の時に１ポットに１本になるように間引くと書いてあったが、かわいそうで間引けなかった。そのまま少し成長させ、その後大きめの鉢に比較的元気な苗を複数同時に移植。苦土石灰などをまいて酸性度の少ない土にしておく必要があったかもしれないが、そのまま培養土に移植。今回種をまいた７種類の植物の中では最初に開花。しかし花も茎も軟弱で頼りない感じ。数日花を咲かせて、もうおしまいかなと思って諦めていたら、最近また勢いが出てきた。今が苗の植え付け時期なので、苦土石灰＋腐葉土を入れた新しい鉢に植え替えてみたい。
評価 ★★☆☆☆（５段階の２）
小学校の課題研究以来の種まき。発芽が早い。成長も早い。小学生の学習教材に選ばれる理由がある。つるもどんどん伸びる。摘心してやらないとあっという間に上の方へ伸び上がる。ある日突然見事な花を咲かせて喜ばせてくれた。毎日次々に花を咲かせるので、世話が楽しい。花がらをこまめに摘む。小さな鉢が１０個ほどもあるので、土を乾かしすぎないように注意。アサガオはおすすめ。園芸店で苗を売っているが、種から育てるほうが断然楽しい。
評価 ★★★★★（５段階の５）
発芽時は頼りなかった。しかし、芽生えは強い。なめくじなどの虫が全く来ない。発芽後、本葉が出た後にポットや大きめの鉢に移植。どんどん大きくなる。気持ちがいいほど丈夫で元気。暑さが苦手なので、今日直射日光の当たらない涼しい場所に鉢を移動させた。過湿も苦手なので、梅雨時は注意した。肥料のやりすぎに注意。いつも土は乾かし気味にする。花の色はディープレッドなので、開花がとても楽しみ。ヨーロッパの家々の窓辺をかざる花がこのゼラニウム。花が咲いたら玄関先に置いて楽しみたい。期待値が大きい植物。
評価 ★★★★☆（５段階の４，開花したら５）
種が小さいので種まきに気を使った。順調に発芽したが、なぜか成長した芽生えが少なかった。結構管理が難しい印象。もっと気をつければよかった。運良く苗１つがなんとか育った。鉢に移してあまり期待しないで管理していたら、今、大輪の花を１輪咲かせてくれている。どんどん花芽をつけて花を咲かせてほしい。肥料のやりすぎに注意。よく水を吸うので、水の管理が大切。マリーゴールドも園芸店で苗を売っているが、種から育てるほうがやはり楽しい。こんな綺麗な大輪の花を咲かせるとは想定外だった。
評価 ★★★☆☆（５段階の３，もっと開花したら５）
カンナ
種が大きい。ずんぐり可愛い。しかし、なかなか発芽しないのでヤキモキする。発芽後鉢に移し、一部は地植えした。葉っぱの色が面白い。これからどれだけ大きくなるのか楽しみ。当然花は一番の楽しみ。期待の大物。しかし花を咲かせるにはまだ寸足らずの感じ。もう少し背が伸びて欲しい。強い光を好むので我が家で日当たりの良い場所に鉢を置いている。水切れに注意。
評価 ★★★★☆（５段階の４，開花したら５）
百日草
真っ先に種をまいたのになぜか発芽しなかった。種まき後の管理がまずかったのか。種の袋には「じょうぶで育てやすい」と書いてあったのに、おおいに期待はずれ。好きな花なのでまた挑戦したい。朝の散歩道では、ちょうど今、農家の畑の脇や農道の縁に沢山咲いていて実にうらやましい。あの花の色が何とも言えない。絵の具の色のような感じ、しかもいろいろな色がある。
評価 ☆☆☆☆☆（５段階の０）
