わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

オオキンケイギク(大金鶏菊)満開

2022年5月27日

 

 

私の住む団地の中に小高い丘がある。あまり登る人はいないが、時々登ってみると団地やその周辺が一望できる。頂上には三角点がある。この丘にはキジが巣を作っているらしく、時々目撃されているし、甲高い鳴き声も聞こえる。それで私はこの丘を勝手に「キジ山」と呼んでいる。「キジ山」は英語にすると Mt.Kiji。富士山の Mt.Fuji と似ていてかっこいい。ところで岡山の J2 サッカーチームの名前はキジにちなんで「ファジアーノ」だ。愛称「ファジ」。イタリア語でキジの意味らしい。なので、この丘の呼び名も Mt.ファジの方がいいのかもしれない。

 

このキジ山には今の時期、オオキンケイギク(大金鶏菊)が咲き乱れている。北アメリカ原産のキク科植物。多分全国各地の河川敷、道路脇、空き地、公園などに咲いていることだろう。このオオキンケイギク特定外来生物で駆除の対象だ。うちの団地でも今週、この丘のオオキンケイギクがかなり駆除された。ちょっともったいない気もするけれど、繁殖力が凄まじいので、放っておくと大変なことになる。

 

秋になるとこのオオキンケイギクによく似たキバナコスモスが咲き始める。この2種の植物は花だけ見ていると間違いやすいが、生育する時期と葉の形で区別できる。キバナコスモスの葉には菊の葉のような切れ込みがある。一方、今の時期に咲いているオオキンケイギクの葉はす-っと細長い。

 

yaswatercolor.hatenablog.com

 

今日のスケッチ

モンバルキャンソン水彩紙 F4

鉛筆とシュミンケ水彩絵の具