わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

グラジオラス(アヤメ科・グラジオラス属)

2020年6月30日

 

今日スーパーに行ったら花売り場にグラジオラスがあったので、思わず買ってしまいました。梅雨で全国各地で大雨。新型コロナも東京を始め全国各地で再び感染者が増加中。そんな憂鬱な雰囲気の中で、このグラジオラスの大きな赤やオレンジ色の花は元気をくれます。

 

グラジオラスは明治時代に日本に来ました。もとはアフリカ出身。清楚なのですが、そう言われれば何となく熱帯の雰囲気があります。茎に沿って下から上に向かって花をつけていく「上方志向」。上までのぼり詰めて順に花を咲かせる。さあ、最後のてっぺんまで花が咲くだろうか、と不安と期待。何となく人生を思わせる花の姿です。

 

花言葉は「堅固」、「たゆまぬ努力」、「ひたむきな愛」、「誠実」など。なるほど、花のイメージにぴったりです。グラジオラス(英語名gladiolus)という名前はもともとラテン語で、葉が剣に似ているところから命名されたそうです。我が家のオス猫がこのグラジオラスの葉に関心を示し、葉を一生懸命噛もうとして噛み切れませんでした。触ってみると固くて厚みもあり、簡単にはちぎれそうにない丈夫な葉です。

 

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今日のスケッチ

ラングトン水彩紙 F6

鉛筆と水彩(シュミンケ固形水彩絵の具)