わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

冬空

2022年12月9日

 

「冬空や散髪のたび知る齢い」

 

今日の季語は「冬空」。今日は月に1度の散髪の日。もう20年ぐらい通っている散髪屋さん。最近は散髪をするたびに白髪が増えたのと髪が減ったのが気になります。もうこれは老化に伴うことでどうしようもないこと。私の場合、自分の見かけで老いを感じ始めたのはこの2,3年です。それまでは結構若いつもりでいましたが、髪だけでなく、顔のしわやシミ、目、口の中(歯)、内蔵など、さすがに70歳代だという実感がわきます。

 

老化を遅らせるために自分が心かげていることは、毎日最低5000歩の散歩、毎日のラジオ体操、筋トレ、野菜や果物の多い食事、牛乳やチーズなどの乳製品の摂取、自分で食料品を買って自分で料理、十分な睡眠などです。

 

「冬空」を季語にした句を一つ。

 

「冬天といふ一枚の碧さかな」   石橋淑子

 

冬空を詠んだ句は多いのですが、このシンプルな一句が目に止まりました。冬の空が青く広く清々しいのですが、それを「一枚の碧さ」と表現したところがすごい。こういう感じの冬空ってよくあります。私が昨日スケッチに行った岡山・旭川の土手から見た空もそんな空でした。