2021年私の読書ランキング
2021年12月25日
この1年間読んだ本のランキングをつけてみました。
第1位
『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ著)
東大の入学式で取り上げられました。深く考えさせられる忘れられないストーリー。
第2位
『給食の歴史』(藤原辰史著)
給食が子供の貧困を救う。自分の経験に照らして納得できます。
第3位
『邂逅の森』(熊谷達也著)
直木賞受賞作は面白いと私に教えてくれました。マタギの世界のリアル感がすごい。
第4位
『女性のいない民主主義』(前田健太郎著)
日本は本当の意味での男女平等から程遠いと思い知らされます。
第5位
『イングランド・イングランド』(ジュリアン・バーンズ著)
不思議な話。イギリスの、そして日本の近未来をのぞき見たような感覚になります。
第6位
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(加藤陽子著)
過去に日本人が戦争に巻き込まれた歴史の解説が素晴らしい。東大で今、授業を受けているような気分になります。
第7位
小沢さん、残念ながら今年亡くなりました。独特の語り口。ファンでした。この本は小沢さんの代表作。味わいがあります。
第8位
『子どもの貧困 — 日本の不公平を考える』(阿部 彩著)
豊富なデータを駆使して読者に訴えかける展開。説得力があります。子供の貧困問題のバイブル的な本。
第9位
『昭和の犬』(姫野カオルコ著)
今年はこの著者に引かれました。姫野さんの感覚が我々の世代に共通していて、理解しやすいのです。
第10位
『もしもの時の手続き・相続完全ガイド』(野谷邦宏著)
今年は何度もこの本を開きました。多分来年もそうでしょう。人生の断捨離を考えると、親からの相続、自分の財産の次世代への相続の知識は必須です。社会の仕組みを知るというつもりで、面倒がらずに日頃から勉強が必要です。