わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

2020-01-01から1年間の記事一覧

ノートがあればすぐできる(その2)— 健康管理

2020年11月15日 体重計と体温計(一筆描き) 今から4年前の2016年12月から、毎日自分の健康データをB5サイズのノート(コクヨCampusノート)に記録しています。やり方は簡単。見開きの2ページが1ヶ月分になります。ノートの罫線の上に入っ…

ノートがあればすぐできる(その1)— 新聞切り抜き

2020年11月14日 新聞切り抜きに必要な道具(一筆描き) 2016年から新聞切り抜きをしています。気になる新聞記事を、家族が読み終わった後、週末に1週間分まとめて切り抜いて、ノートに貼ります。その時のコツは 記事の分類は一切しない。気にな…

ツワブキ(キク科・ツワブキ属)

2020年11月13日 ツワブキと言えば、島根県の津和野町を思い浮かべます。津和野という地名は、もともと「ツワブキが咲く野」から来たのだとか。この美しい花の名前をもらった町は、明治の文豪、森鴎外の生誕地として知られています。津和野へは新幹線…

ヤマブキ(バラ科・ヤマブキ属)

2020年11月12日 春の4月、5月に山吹色の花をつける落葉低木です。山吹色というのは懐かしいです。小学校の図画の時間に使ったクレパスか絵の具かに「やまぶき色」というのがあって、子供ながらに「ヤマブキ」ってどんな花だろうと思った記憶があり…

カキ(カキノキ科・カキノキ属)

2020年11月11日 柿といえば、「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」(正岡子規)の句が、条件反射ですぐ頭に浮かびます。子規が食べたのは、多分、奈良県御所市原産の「御所柿」だろうと『たべもの植物記』(能戸忠夫著、山と渓谷社)に書いてありました…

名著を読む 『折々のうた』(大岡 信著、岩波新書)

2020年11月10日 本箱を整理したら、手の届かない高い棚の奥の方から、普段あまり開くことのない、しかしうっかり捨てられない本が幾つか出てきました。『折々のうた』(岩波新書113)は、今から40年前の4月に、大学の恩師から送って頂いた本で…

ゴールドクレスト(ヒノキ科・イトスギ属)

2020年11月9日 ゴールドクレストは、ひと頃大流行した植物です。クリスマスシーズンが近づくと、小さな植木鉢に植えられたゴールドクレストが花屋さんの店先や園芸品店に沢山並んでいました。我が家でも家を新築した約30年前に小さな鉢植えを買って…

ソメイヨシノの落ち葉

2020年11月8日 今日は午前中にアメリカの大統領候補ジョー・バイデン氏の勝利宣言演説がインターネットやテレビで中継されました。今回の大統領選挙はバイデン氏とトランプ大統領との大接戦で世界中から注目されましたが、結局バイデン氏が勝利しまし…

運転免許の更新に伴う高齢者講習

2020年11月7日 一昨日、運転免許の更新に伴う高齢者講習を初めて受けました。地元岡山の自動車学校で受講するようになっています。私が運転免許を取ったのは今から40年前。場所は当時住んでいた福岡市でした。それ以来、自動車学校に来るのは久しぶ…

こんな本読んだことありますか? 『100分de名著 坂口安吾 堕落論』(大久保喬樹著、NHK出版) [その3『日本文化私観』(坂口安吾著、青空文庫)]

2020年11月6日 『100分de名著 坂口安吾 堕落論』(大久保喬樹著、NHK出版)の第3回(NHK Eテレの放送第3回目で、第3章に相当)のタイトルは、「法隆寺より停車場を」という、これまた過激なものです。大久保喬樹さんの文章をそのまま引用します。 「…

こんな本読んだことありますか? 『100分de名著 坂口安吾 堕落論』(大久保喬樹著、NHK出版) [その2『続堕落論』(坂口安吾著、青空文庫)]

2020年11月5日 本文の口絵写真 大久保喬樹さんの 『100分de名著 坂口安吾 堕落論』(大久保喬樹著、NHK出版)では、『堕落論』から『続堕落論』に読み進み、さらに安吾の思想を深く解説していきます。「一人曠野(こうや)を行け」と題された第2回(…

こんな本読んだことありますか? 『100分de名著 坂口安吾 堕落論』(大久保喬樹著、NHK出版) [その1『堕落論』(坂口安吾著、青空文庫)]

2020年11月4日 これもNHKの朝ドラ『エール』の影響でしょうか。戦後すぐの日本の社会を書いた坂口安吾の作品を読みたくなりました。坂口安吾の多くの作品がインターネットの「青空文庫」に収録されているので、誰でも無料で読むことができます。 大久…

クロガネモチ(モチノキ科・モチノキ属)

2020年11月3日 秋になってクロガネモチの実が赤く色づいてきれいです。実の色は夏は青い地味な色ですが、秋になると鮮やかな赤になります。関東以西に分布する常緑高木。葉は楕円形で厚く光沢があります。夏も冬も1年中強い光を受けるので、葉の表面…

カマキリ

2020年11月2日 夕方、二階のベランダの物干し竿にカマキリがしがみついているのを見つけました。ステンレス製の物干しなので、下手をすると滑って下に落下しそうですが、うまく足で体を支えてじっとしています。もう冬が近いので、命の終わりを迎えて…

こんな本読んだことありますか? 『昭和を駆け抜ける』(林 忠彦著、クレヴィス)

2020年11月1日 今、NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)「エール」が注目を集めています。作曲家古関裕而(こせきゆうじ)をモデルにしたドラマです。先月(10月)中旬には古関裕而(ドラマの中では古山裕一)が太平洋戦争中のビルマで遭遇した戦闘場面…

ホトトギス(ユリ科・ホトトギス属)

2020年10月31日 晩秋に花が咲く日本原産の多年草です。花にあずき色(暗い赤紫色)の斑点が多数つきます。花の形も面白いのですが、色が渋いので、一度見ると忘れられません。とても和風な感じのする花です。茶花の一種として人気が高いそうです。花…

こんな本読んだことありますか? 『英語辞書の使いかた』(外山滋比古著、岩波ジュニア新書)

2020年10月30日 先ごろ亡くなられた英語学者 外山滋比古さん(名著『思考の整理学』の著者)が中学生・高校生向けに書いた英語の辞書についての本です。岩波ジュニア新書の中の一冊で1983年第1刷のかなり古い本ですが、私はこの本を本棚のすぐ…

眠くてたまらない!うちの猫を描く

2020年10月29日 今日の一番のショックは、「岡山県内で新型コロナに31人が感染し、1人が死亡した」という午後のニユース速報です。最近、ちょっと多いな、と思っていました。つい先日10人を超す感染者の報告に驚いたのですが、今日は一挙に30…

ヨメナ(キク科・シオン属)

2020年10月28日 いわゆる野菊です。本州から九州にかけて広く分布するノコンギクや、関東以北の本州に分布するカントウヨメナ、近畿以北の本州に分布するユウガギクなど、よく似た花が他にもあり、まとめてヨメナと呼ばれることが多いようです。漢字…

枯れた蓮の池を描く 備中高松城址公園

2020年10月27日 新型コロナショックから最近やっと少しずつ立ち直って、スケッチをする気分になってきました。とは言え、岡山県でも連日感染者の報告があり、今日は9名感染して1人が亡くなりました。感染に気を付けながらのスケッチです。Go to ト…

カボス(ミカン科・ミカン属)

2020年10月26日 大分に住む知人から臼杵(うすき)産のカボスが送られてきました。カボスは酸味の強い酢ミカンの一種です。小さな箱いっぱいのカボス。こんなに沢山どうやって食べるのだろうと心配しましたが、カボスは割合日持ちがよく、この冬中、…

私達は Go to アートで 参ります!

岡山県総社市 備中国分寺 2020年10月24日 木曜スケッチ会(岡山)が昨年の12月以来の再開となりました。皆さんスケッチ会再開を楽しみにしておられたようで、備中国分寺の駐車場に集まった参加者は18名。予想を上回る数となりました。今日は最初…

ミズヒキ(タデ科・タデ属)

2020年10月22日 今日は久しぶりのスケッチ会(昨年12月以来)の予定だったのに、朝から冷たい雨が降るあいにくの天気。スケッチ会は延期となりました。昨日は岡山県で11人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。これまで、1日に一人か…

シュウメイギク(キンポウゲ科・イチリンソウ属)

2020年10月20日 先月(9月)ぐらいから庭にシュウメイギクが咲いています。シュウメイギクは漢字では秋明菊。私はなぜか長い間、シュウメイギクは秀名菊と書くのだろうと思い込んでいました。どちらにしてもきれいな名前です。キクと名付けられてい…

こんな本読んだことありますか? 『つかまえた』(田島征三著、偕成社)

2020年10月15日 NHKのEテレ「日曜美術館」で田島征三さんの特集を見ました。1940年生まれの絵本作家です。その中で紹介されていた最新の絵本『つかまえた』を読みました。読んだというより、絵をながめたというのが正しいと思います。NHKの番組…

キバナコスモス(キク科・コスモス属)

2020年10月11日 散歩道(近所の農道)に沿って、キバナコスモスが満開です。普通のコスモスも咲いていて、秋らしさがいっぱいです。キバナコスモスはメキシコ原産。日本には大正時代に入ってきました。痩せた土地ででも生える丈夫な植物で、日向を好…

木曜スケッチ会(岡山)再開

2020年10月6日 新型コロナウイルス感染症の流行で中止していた木曜スケッチ会を、昨年12月以来、10ヶ月ぶりに再開します。 開催予定日の直近1ヶ月以内に岡山県の感染者がいないことをスケッチ会開催の条件にしてきましたが、最近は県内の流行は…

こんな本読んだことありますか? 『汽車旅放浪記』(関川夏央著、新潮社)

2020年9月27日 一言で読後の印象を述べるとすれば、「鉄道と文学の両方の魅力をとらえた素晴らしい力作!」となります。鉄道ファンにも文学好きにも、どちらにも相当のインパクトがあるでしょう。 関川さんは1949年新潟県生まれ。私と同い年なの…

こんな本読んだことありますか? 『時刻表2万キロ』(宮脇俊三著、河出文庫)

2020年9月22日 鉄道ファンなら知らない人はいない、という宮脇俊三さんの本です。1980年6月初版、そして今年2020年6月22刷発行となっています。長い間、鉄道愛好者に読みつがれている本であることが分かります。 表紙を開くと、文庫本に…

こんな本読んだことありますか? 『汽車旅は地球の果てへ』(宮脇俊三著、文春文庫)

2020年9月13日 宮脇俊三さんの鉄道紀行本は、いつかゆっくり読んでみたいと思っていました。処女作『時刻表2万キロ』、第二作『最長片道切符の旅』は、このジャンルの名著と言われています。たまたま自宅の本棚に、買ったままで長い間読んでいなかっ…