わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ノートがあればすぐできる(その1)— 新聞切り抜き

2020年11月14日

 

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新聞切り抜きに必要な道具(一筆描き)

 

2016年から新聞切り抜きをしています。気になる新聞記事を、家族が読み終わった後、週末に1週間分まとめて切り抜いて、ノートに貼ります。その時のコツは

  • 記事の分類は一切しない。気になる記事があったら(最初読んだ時に、蛍光ペンなどで紙面の上部にマークしておく)、A4ノート(コクヨA4 40枚つづり)に順番にピット糊で貼っていく。
  • わざわざスクラップ・ブックは買わない。普通のノートでよい。
  • 特にあとで繰り返し見る記事には、自分で見やすいように(簡単な分類のために)付箋をつけておく。

 

なぜ新聞記事の切り抜きをするかというと、新聞には読み捨てるには惜しい記事がたくさんあり、読書より少ないエネルギーで大事な情報が得られるからです。実際、このようにして作ったノートを、暇な時に蛍光ペンでアンダーラインを引きながら読み返してみると、自分の関心事がハッキリわかります。時代の微妙な(急速なと言った方がいいかもしれません)変化も分かります。私の場合は、今世の中でどんな本が読まれているか(本の紹介記事)、どうしたら簡単で美味しいものが作れるか(料理記事)、そして朝日新聞の「天声人語」と「折々のことば」、地球環境問題と新型コロナの記事、読者の投書、それに有名人の訃報関連記事(歳のせいでしょうか)を切り抜くケースが多いです。

 

A4ノートは便利です。安いし、置き場所に困らない。要らなくなった時の廃棄が楽。インターネット検索もいいのですが、このアナログの「自分情報庫」を持っておくと、何かにつけて心強いです。若い人には、あえて新聞を購入してでも、この記事切り貼り(スックラップ)をお勧めします。これを継続すると、知識も、考える力もつきます。

 

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