わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

私達は Go to アートで 参ります!

岡山県総社市 備中国分寺

2020年10月24日

 

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木曜スケッチ会(岡山)が昨年の12月以来の再開となりました。皆さんスケッチ会再開を楽しみにしておられたようで、備中国分寺の駐車場に集まった参加者は18名。予想を上回る数となりました。今日は最初の挨拶は無し。出欠をとった後、すぐに各自スケッチ開始。終了後の講評会も新型コロナのことを考えて、今回は無し。ちょうど、昨日と一昨日にこのスケッチ会場の比較的近くの老人施設で合計8名の新型コロナ患者が発生し(クラスター)、それがどうしても気にかかるスケッチ会ではありました。

 

それでも、ここ備中国分寺周辺はとても広い空間です。3密になる可能性はまずありません。今日は風が強く、青空なのですが、スケッチをしているうちに寒さを感じるほどでした。

 

昨晩、寝る前に『水彩画プロの裏ワザ』(奥津国道著、講談社)をペラペラと眺めていて、カマイユ画法という画法の書かれている部分に目が止まりました。「カマイユとは、グレー系以外の単色の明暗で描いた絵のこと」という説明がありました。何となくその印象が今朝も尾をひいていて、今日はカマイユで描いてみようという気になりました。

 

 

yaswatercolor.hatenablog.com

 

 

スケッチしたのは酒造会社の資料館とその続きの古い建物。昔からこの地区にある作り酒屋です。鉛筆である程度丁寧にスケッチをした後、褐色の一色で塗ってみました。その結果、確かに面白い感じだけれど、仕上がりは微妙。上級者でないとうまくまとめるのは難しい感じです。途中からやはりいろいろな色が欲しくなって、他の色も使って着色しました。結局、時間がかかった割には(時間がかかったせいで?)大人しい普通の絵になってしまいました。イーゼルを使わず座って描いたせいもあるでしょう。

 

今日はスケッチ時間は2時間。F10号の水彩紙を横長にカットしたものに描きました。この次、もう少し暖かい日にこの同じ場所で、従来の自分のスタイル(青墨筆ペンと水彩で、イーゼルの前で立って早描き)で再チャレンジしてみたいと思います。

 

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今日のスケッチ

モンバル・キャンソン水彩紙(F10号を21.5cm x 45cmにカット)

鉛筆(HBとH)、ホルベイン水彩絵の具

所要時間:2時間