わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

リンゴとレモンとワイングラスとビン

2021年1月22日

 

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今日はこれまで描いたリンゴ、レモン、ワインのビンに加えて、ワイングラスを描いてみました。赤、黄、グリーン、青と、ちょうど色の取り合わせがいいです。

 

水彩紙はモンバル・キャンソン紙。フランス製ですが値段は手頃です。外国製の水彩紙の中では安価なほうです。値段が安いのでどうかなと思っていると、意外に期待に応えてくれます。紙が固く丈夫。紙の端で手が切れるのではと思うときもあります。発色がいいです(色が沈み込んだりしません)。中目のはずなのに表面がなめらかで、鉛筆書きやペン書きが楽です。一番の特徴は、一度のせた絵の具を濡れたガーゼやティッシュで拭き取ることができること。つまり修正が容易にできます。しかし絵の具がしばらく紙に染み込まず浮いている感じでもありません。不思議な紙です。

 

今日は3時間のスケッチ。対象物をゆっくり眺めて、塗っては乾かし、塗っては乾かし、時々対象物と会話しながら描きました。これまでやってきた野外の風景スケッチでは、太陽の位置が変わると影も色調も変わるので、スケッチは時間に追われます。一方、屋内での静物スケッチでは、屋内光の下で天候に左右されず落ち着いて描けます。こんな静物スケッチは、コロナがやってきたから出来るようになりました。

 

今日のスケッチ

モンバル・キャンソン水彩紙 中目 F6

鉛筆とホルベイン水彩絵の具