わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

運転免許の更新に伴う高齢者講習

2020年11月7日

 

一昨日、運転免許の更新に伴う高齢者講習を初めて受けました。地元岡山の自動車学校で受講するようになっています。私が運転免許を取ったのは今から40年前。場所は当時住んでいた福岡市でした。それ以来、自動車学校に来るのは久しぶりです。これまで40年間、幸い無事故でした。違反は、10年ほど前に一旦停止義務違反が1回ありました。まあ、これまでは比較的順調だったと思います。70歳を過ぎたこれからは、さらに慎重な運転が必要であることは自覚しています。高齢者の事故が多発しているので、他人事ではありません。

 

今回の講習ですが、何しろ岡山県でも連日新型コロナの感染者が二桁の数字で発表されているなかで、ちょっと受講にためらいがありました。教室で講義を受けるのに、3密にならないだろうか、アルコール消毒や手洗いはちゃんとやっているのか、実際に教習所内のコースで車の運転をするのですが、隣に座る指導員との距離は大丈夫か、車の窓は開けているのか、などなど、心配の種はつきません。

 

実際に出かけてみると、教室は8名。人数を予約で少人数に絞っているようでした。机の間の間隔はかなり空けてありました。車の実地運転では、やはり予想どおり横にマスクをした指導委員が座り、運転上の注意をしてくれました。窓は閉めたまま。これについては、当日晴れた暖かな日だったのに、特別の配慮はなされていないようでした。ミラー、シートベルト、ハンドル、サイドブレーキなどを素手で触さわるので、後で手指をアルコール消毒液で十分消毒しました。

 

その後、目の検査がありました。静止視力、夜間視力、水平視力の検査です。私の場合、夜間視力が同年代と比較しても「劣っている」という判定でした。

 

以上の講習と検査で2時間。料金は5,100円。全国一律の料金です。そしてこの講習を受けた上で、免許更新手続きをしますが、その際2,500円がかかります。年金生活者にはちょっと負担が大きいですね。それでも、これでこれから先3年間は運転できるので、この出費はやむを得ないのか(できればもっと料金を下げて欲しいとは思います)。次は75歳になるので、認知機能検査が加わり、またまた免許証更新のハードルが高くなります。さて、いつまで運転できるのか、いつ免許証を返納することになるのか。他人事と思っていたことが、だんだん自分にも近づいてきます。生活スタイルも徐々に変えていかなければと、今回思いました。

 

ところで「高齢者マーク」(枯れ葉マーク)は車に付けなければならないのでしょうか? まだ自分は若いつもりでいて、運転にもある程度自信があるので、これもちょっと抵抗があります。

 

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今日のスケッチ

朝の散歩道で出会う地域猫ブレッド君

Avalon水彩紙 SMサイズ

鉛筆、シュミンケ固形水彩絵の具