わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

美術の旅

美術館をめぐる旅 ― 倉敷市立美術館・大原美術館(岡山県倉敷市)

2017年1月 正月に地元の神社に参拝しおみくじを引いたら、「中吉」が出て、学問については「美術館めぐりをすれば芸術的感覚がみがかれる」とありました。それを信じて今日は地元に近い倉敷市立美術館と大原美術館を訪ねました。 倉敷市立美術館は倉敷…

ああ、日本のシスレーと呼ばれたい ― シスレー「夏のモレの橋」水彩模写

2016年10月6日 シスレーの「夏のモレの橋」を模写しました。アルフレッド・シスレーは1889年50歳の時にパリ近郊(パリの南西)のヴヌ レ サブロンからモレ シュル ロワンに移り住み、晩年の10年間をそこで過ごしました。 シスレーはモレ一帯…

ああ、日本のシスレーと呼ばれたい ― シスレー「ポール マルリのセーヌ川、砂山」水彩模写

2016年9月28日 今日はアルフレッド・シスレーの画集を開いて、「ポール マルリのセーヌ川、砂山」(1875年)を模写しました。シスレーは水の躍動感を描くのが得意な画家でした。水の青と砂のベージュが強いコントラストを生み出している、と絵の…

シスレー 「洪水」 模写

2015年8月25日 台風15号の接近で岡山地方もかなり大荒れでした。今も時折激しい雨が降っています。今日はシスレーの「洪水」を模写しました。1872年に起きたセーヌ川の洪水を油絵で描いたものです。シスレーはセーヌ川の洪水を題材に何度も絵を描…

映画「ターナー、光に愛を求めて」

2015年7月30日 マイク・リー監督作品「ターナー、光に愛を求めて」を見ました。19世紀イギリスを代表する水彩風景画家ターナーの後半生を描いた作品です。主演はティモシー・スポール。この映画で大67回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を取ったそう…

モネ 「カササギ」模写

2014年2月 昨日・今日と低気圧が発達しながら日本列島の南を通過し,太平洋側が珍しく大雪に見舞われました。各地とも20年ぶりの大雪とか観測史上最大の積雪量とか,テレビで報道しています。瀬戸内地方も昨日はまれに見る大雪でした。そして今日は一転して…

モネ 「雪の中の汽車」模写

2014年1月 今朝起きて部屋のカーテンを開けてみると,外は雪。ほんのわずかですが,隣家の屋根が白くなっていました。6時25分からのテレビ体操をしてから,身支度をして近所をウオーキング。まだほの暗い田舎道を元気に歩いて約30分。田んぼやブドウのハウス…

モネ 「アルジャントゥイユの鉄道橋」模写

2013年12月 今日は午前中は気持ちの良い晴れ、午後から曇り、時々、通り雨が降って、それからまた晴れるという天気でした。日曜日なのに、野外にスケッチに出かける元気が出なくて、今日は部屋でモネの絵の模写をすることにしました。冬は寒いので、野外スケ…

シスレー 「秋のモレの橋」模写

2013年10月 今日は朝から雨。そして、3、4日前にひいた風邪が一向によくならないので、今日はどこにも出かけず、家でシスレーの絵を模写しました。「秋のモレの橋」は、原画では水の描写と並木の描写が見事です。秋は黄色や橙色が目立つ季節ですね。シスレ…

シスレー 「サン・マメスのロワン運河」 模写

2013年10月 10月に入り、さあ野外スケッチの季節が来た!と張り切っていたのですが、昨日の土曜日はあいにく朝から雨でした。かなり気温も低く、一日中雨が止まない気配だったので、スケッチは諦めました。日中も気温は上がらず、今年初めてカーディガンを着…

モジリアーニ「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」模写

2013年8月 今日は未明から大雨。夜が明ける時間が来ても外は暗いままで、雨が屋根瓦を打つ音がいつまでも聞こえていました。こんな日は外でスケッチは出来ません。諦めて、ゆっくり起きて、遅めの朝食を食べて、次のスケッチ旅行のための筆やパレットの準備…

海老原喜之助「ポアソニエール」模写 (水彩画)

2013年3月 洲之内 徹著「気まぐれ美術館」(新潮文庫)および「洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵」(求龍堂)は、どちらも美術評論家であり絵のコレクターであった洲之内 徹の心持を伝える面白い本です。これらの本を読んでいると、絵のコレクタ…

モネ 「アルジャントゥイユ」 模写 (水彩画)

2013年3月 昨日は春の陽気なのに黄砂で空が濁り、マスクをしないと外出はできないし、外へ出てみると目が痛いぐらい。そして、今日は一転して朝から時々小雨の曇り空です。今夜には晴れてきますが、その代わり寒さが戻るそうです。テレビで見ると北海道は猛…

こんな写真家知ってますか? 家族とふるさとを撮り続けた植田正治

2012年12月 植田正治。1913年鳥取県境港市生まれ。中学時代より写真にのめりこみ、19歳の時、地元で写真館開業。22歳で19歳の白石紀枝と結婚。紀枝夫人と家族がモデルをつとめた一連の砂丘での演出写真が有名。生涯ふるさとを離れず、87歳で亡くなる 2000年…

梨食べて 「今日も 歩きは 無し」と決め  (二十世紀ナシ 水彩スケッチ)

2012年8月 今日は午前中から、太陽ぎらぎらの青空にムクムクと入道雲が出て、なにやらひと荒れ来そうな気配です。昨日は全国で雷に打たれた人が何人も出ました。 こんな日は「歩いてスケッチ」は大変なので、代わりに、家で、昨日スーパーで買ってきた「二十…