わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

モネ 「アルジャントゥイユ」 模写 (水彩画)

20133

 

昨日は春の陽気なのに黄砂で空が濁り、マスクをしないと外出はできないし、外へ出てみると目が痛いぐらい。そして、今日は一転して朝から時々小雨の曇り空です。今夜には晴れてきますが、その代わり寒さが戻るそうです。テレビで見ると北海道は猛吹雪。日本は北から南まで、いろいろな気象条件にさらされていますね。これが、日本各地に多種多様な文化を生み出す原因にもなっているのでしょう。折角の週末なのですが、スケッチに出かける天候ではないので、今日は自宅で好きな画集を開いて、気に入った絵の模写をしました。今日選んだのはモネの「アルジャントゥイユ」。ヨットハーバーの絵です。


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 有名な画家の有名な絵を模写すると、いろいろなことが学べます。特に構図や色の置き方が大変参考になります。普段は自分の水彩スケッチをしながら、ときどきこんな風に有名画家の絵を真似して描いてみる、というのはよいトレーニングになります。

 

もとの「アルジャントゥイユ」は油絵で、細かい点描で描かれています。水面には水草が沢山浮かんでいます。私は、墨でラインを描いてから水彩で着色していますが、日本画の墨でフランス印象派の絵を模写するというのも、なかなか面白いかなと思いながら、描きました。模写しているうちに、何だか本当にフランスに行って描いているような気分になりました。

 

水彩紙はラングトン荒目F4、絵具はウインザー・ニュートン