わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

秋に入る

2022年8月8日

 

「秋に入り筆とパレット洗いけり」

 

今日の季語は「秋に入る」。昨日は立秋だった。昨日、西日が強烈だったので「大西日」という夏の季語で俳句を作ってTwitterに投句したが、見てくれる人の反応がいつもと違って鈍かった。どうしたのかなと思って他の人の句をみると、皆さん見事に秋の句を出している。そうか、俳句をする人は「二十四節気をもとにした季節感」をとても大事にしているのだ、と分かった。実際には毎日暑い夏の日が続くのに、暦の上で秋となる立秋を迎えると、俳句の世界ではそこからスパッと秋なのだ。よい勉強になった。

 

と言うわけで、1日遅れで私の句も秋の句に。早くグループスケッチ会を再開して皆で楽しく描きたい、そんな思いを込めて水彩の道具を洗った。9月になって涼しくなったら新型コロナに気をつけながら外でスケッチしたい。