わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

体重計

2022年6月13日

 

 

ここ数年、毎日入浴後〜就寝前に体重計に乗ることにしている。最近の体重計(正確には体組成計)では体重の他に、脂肪、筋肉、骨、内脂肪、体水分量などが表示される。「基礎代謝量」というものも示される。体重計で示されたこれらのデータは毎日大学ノートに記録することにしている。

 

体重、脂肪、骨量など毎日測定しなくても月に1度位で十分ではないかと普通は考える。確かにそうだ。これらの値に日々それほど大きな変化はない。しかし、例えば体重の急速な変化は病気の兆候とよく言われる。それで念の為に毎日記録している。

 

最近は、体重などに加えて、朝起床後30分以内の血圧と脈拍数、朝夕の体温、歩いた歩数、主観的な体調の評価(◎、◯、△、☓)も記入している。歳をとってくると血圧の管理は大事だ。特に早朝の起床後・排尿後の血圧が高いと問題だと言われている。新型コロナ禍では、毎日の体温測定も欠かせない。幸い体調の評価で☓になる日はほとんど無い。そういえば、新型コロナのワクチンを打った翌日は☓だった。△の日は2,3ヶ月に1度ぐらいある。風邪気味の時や、消化器系の不調の時だ。最近は有り難いことにほとんど◎の日が続いている。

 

大学ノート2冊分のデータを自分でじっくり見ていて、最近あることに気がついた。それは体重計の検査項目の中で「基礎代謝量」の値が日々の体調に大きく関係することだ。「基礎代謝量」が高い日は間違いなく体調がいい。逆に、今日は何となく元気がでないなという日は、不思議なことにこの「基礎代謝量」が低い。

 

体重計のメーカーのサイトには、この「基礎代謝量」について詳しい解説があって参考になる。内臓の調子のバロメータになるらしい。また「基礎代謝量」の年齢による変化、「基礎代謝量」をあげるにはどうすればよいか、などがていねいに書かれている。

 

体重計の記録を始めた頃は、ほとんど義務的にノートをつけていたが、データが何年もたまってくると、データの意味がだんだん分かってきた。つまり自分の体調の経年変化を記録しているのがはっきりする。今は毎日、血圧、体温、「基礎代謝量」を記録するときは、不安と期待でワクワクドキドキするほどだ。

 

1年に1度の人間ドックや市が行う定期検査、眼や歯の定期検査に加えて、日々自分で行う測定が健康管理には欠かせないと実感している。毎日の体調の記録、おすすめです。