わたしの水彩スケッチと読書の旅

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コロナ禍で? 記録的「磨き残し」

2021年7月1日

 

今日は約3ヶ月半ぶりに行きつけの歯医者に行きました。だいたい2ヶ月おきにメンテナンス(歯の点検と掃除)でお世話になっていたのですが、新型コロナの緊急事態宣言が発令されていたので、前回(5月)は行けませんでした。ワクチンの2回接種も終わったし、最近の岡山県の1日当たりの新型コロナ感染者数は0〜3人程度なので、今日はかなり安心感をもって出かけました。

 

病院の受付には新たに自動体温測定器が設置されていました。ただ、額を近づける温度センサー部分の位置が低かったので、スクワットのように膝を曲げて腰を落とす姿勢にならなければなりませんでした。しかもセンサーの具合が悪くて何度も測定し直すことになり、いきなり連続スクワットになりました。

 

待合室では、患者さんは十分距離をとって席を空けて座っていました。順番が来て、診察室へ。診察台はこれまで座ったことがない場所でした。窓を空け、さらに強制換気装置も働き、風通しがよい状態になっていました。

 

今日はいつもと違う歯科衛生士さん。久しぶりに超音波での歯の洗浄。やはり快適です。歯ブラシの指導も受けました(これは毎回受けます)。私の場合、歯ブラシの握り方がちょっと強すぎると言われました。歯ブラシの柄の中程を鉛筆をもつように軽く握って、ゴシゴシではなくて、ゆるすぎると感じるぐらいにブラシを動かす。歯の形と丸みを意識して時間をかけて磨く。その他、細かいアドバイスがありました。先生に最後に診ていただいておしまい。いつもは厳し目の口調の先生ですが、今日は久しぶりの診察で予防接種の後の副反応のことなど、雑談ができました。

 

会計のところで今日の結果の紙をもらいました。今日は何と69%の洗い残し!屈辱的な新記録です。これまでの記録は昨年の49%でした。ふだんは23%ぐらい。この数字のヒトケタ目の数字がなぜこうなるのか(50%、30%、20%でいいのに)、実はとても不思議なのですが、文句を言っても仕方がないと思って何も言っていません。今日だって70%とすればいいのに、患者に気を使っているのか、69%。この数字は全体に歯科衛生士さんの主観で決まる数字なのでしょう。ちなみにこれまで20年近くメンテナンスを受けていて、0%(つまり完璧な歯磨き)の結果がでたのはたったの2回。いずれも電動歯ブラシを使った時でした。

 

最近は歯磨き時間を長くして1日合計20分は歯を磨いているのに、このありさま。歯ブラシもどんどん新品に変えています。がっくりです。自分の人生で「努力をしたのに報われないことのベスト5」にこの歯磨きは間違いなく入ります。

 

しかし、最近読んだ新聞記事の中に、妙に納得させられる記事がありました。それは、「いくら丁寧に歯磨きしても結局歯は2ヶ月ほどで汚れてくる。2ヶ月毎に歯医者に行ってプロに掃除をしてもらわなければだめ」、という内容でした。私は20年間の長きにわたる奮闘努力の結果、まさにそれを実感しています。

 

◎ 歯は大切です。歯医者に定期的に行ってチエックを受けましょう。

 

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歯磨きの結果