わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

東京オリンピックをきっかけに知った冷凍ギョウザ

2021年8月12日

 

f:id:yaswatercolor:20210812174130j:plain


 

東京オリンピックの選手村の食堂で大人気というギョウザ。各国の選手が「こんなおいしいギョウザは生れて初めて」と写真付きで紹介している記事をネットで見て、やはり選手村だから一流の中華のコックさんが腕を奮って一流のぎょうざを作ってるんだろうな、と思っていました。

 

ところが、実はそのギョウザは市販の冷凍食品であることを知ってびっくり! そんなにおいしいのなら一度うちでも食べてみようということになり、今日は近くのスーパーに買いに行きました。

 

最近改装したそのスーパー。よく見ると、新たに設置した冷凍食品の保冷庫(冷凍庫)がかなりの売り場面積を占め、その保冷庫の中には様々な冷凍食品が並んでいました。普段、全く冷凍食品のお世話にならない我が家では、いつも保冷庫の前は何も見ないで通り過ぎていました。

 

f:id:yaswatercolor:20210812174243j:plain

 

 

その噂のギョウザを2袋買いました。12個入り一袋228円。安い。今日のお昼ご飯のおかずは、このぎょうざと味噌汁と漬物だけ。

 

フライパンに油をひかないで冷凍したままのギョウザをならべ、フタをして中火で5分蒸し焼き。それからフタを取って、水分を飛ばしながら、ギョウザの底面に焼け色がつくまで焼きます。それで出来上がり。超簡単、フライ返しですくって皿に裏返してのせると、なんとも見事な焼き色のついたギョウザの出来上がりです。

 

f:id:yaswatercolor:20210812174319j:plain


 

タレは自分で用意した酢醤油からし。食べてみると評判どおりのおいしさ。具が控えめに入っているので、ボリュウーム感には欠けますが、確かに味は素晴らしい。自分でギョウザを作ると、肉も野菜もたっぷりなのでもっとおいしいのは当たり前ですが、こんなにパリッとは焼けない。見た目も味も素晴らしい。それにしても安くて短時間で誰でも出来るこのギョウザ、恐るべしです。絶対リピートしそうです。

 

世の中の一人暮らしの若い人、仕事が忙しいお母さん、自分で料理をしなければならない単身赴任の人や高齢者にとって、これらの冷凍食品は本当に助けになるでしょう。長年の食品メーカーの努力に拍手です。今回、冷凍食品を見直しました。私は自分で料理をして毎日の家族の食事の準備をしていますが、忙しい時や体調が悪い時は、むしろ積極的に冷凍食品などを利用して、うまく手抜きをするというのは大事ですね。和食の場合は、あたたかいごはんと具だくさんの味噌汁があれば栄養は取れます。冷凍食品を使って手早く一品を作って、あとは味噌汁作りに注力するというのもいい考えです。

 

冷凍食品は、地域の助け合いで提供される食材として、また子ども食堂などの食材としても活躍しているのでしょう。今問題になっている食品ロス(食べ残しの廃棄)なども冷凍食品ならそれほど無いでしょうし、これからの社会を変える力になるかもしれないと思いました。