わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ラベンダー(シソ科・ラベンダー属)

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鉛筆と水彩

 

ラベンダーというと北海道富良野のラベンダー畑がまず頭に浮かびます。それぐらい富良野のラベンダー畑の青紫色は見事です。ラベンダーはもともと冷涼な場所で栽培されることが多いのですが、なぜか我が家の庭の隅でも元気に咲いています。岡山県ですと県北の涼しい山間地域にラベンダーで有名な公園があります。

 

ラベンダーは代表的なハーブです。しかし、我が家のラベンダーはそんなにいい香りがしません。生育時期の気温が高いのが影響しているのでしょうか。または香りがよいのとは別の種類なのでしょうか。それでもせっかく咲いてくれているので、時々10本ぐらい摘んでまとめてお風呂にいれてラベンダー風呂にしたりします。香りはないのですが、雰囲気はいいです。

 

ラベンダーを描こうとすると、花が小さくてややこしそうだし、葉っぱが多くて面倒な感じがしますが、実際描いてみると割合描きやすい花です。多少形がゆがんでも色付けかおかしくても、描きあげるとある程度ラベンダーらしく見えるから不思議です。今日は鉛筆(太めのB)と水彩で描きましたが、Hや2Hの先の尖った鉛筆やペンなどを使うと、とことん丁寧に描きたくなります(以前、ペンと色鉛筆で描いた絵もついでに載せます)。植物はペンで描くと雰囲気がやや固くなって、生き物特有の柔らかさの表現が難しいと思います。目的が植物観察で、なるべく形を正確に描こうとする場合には、細いペンは役に立ちます。

 

ラベンダーは古代ギリシャ古代ローマでは入浴剤として使われたようです。従って、その伝統は今でも引き継がれていることになります。そして富良野のファーム富田ではラベンダーソフトクリームが食べられたような記憶が・・・。はやくコロナが終息して、また北海道富良野でソフトクリームを食べながらラベンダー畑をスケッチできるといいです。

 

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ペンと油性色鉛筆

 

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