わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな本読んだことありますか?  「まちづくりと景観」(田村 明著、岩波新書)

2017年1月31日 海外からの観光客が激増する中で、日本の都市や田舎の景観が話題として取り上げられることが多くなりました。外国の観光客は、日本の田舎の風景や伝統的な古い町並みに対しては手放しで賞賛の言葉をくれますが、一方で全く規制のないか…

えっ本当? みんな一緒に いいですか? (岡山市北区 岡山城内堀 水彩スケッチ)

2017年1月 昨年から始まった「木曜スケッチ会」の今年最初のスケッチ会で、岡山城の内堀を描きました。明け方少し冷えたけれど、太陽が明るくて空気の暖かい朝。9時過ぎに集合場所の岡山県立図書館駐車場に来ると、集合時間の9時半にはまだ15分ぐらいあ…

こんな本読んだことありますか?  「未来をつくる図書館 ―ニューヨークからの報告―」(菅谷明子著、岩波新書)

2017年1月24日 ニューヨーク公共図書館(The New YorkPublic Library)を取り上げて、この図書館をよく知るジャーナリストの著者が「図書館の未来の姿」を熱く語る本です。出版が2003年と、10年以上前なので、中に載っているパソコンなどのデジ…

石垣を 映す水面(みなも)に 春の光 (岡山市北区 岡山城址内堀 水彩スケッチ)

2017年1月 グループで岡山城址の内堀をスケッチしました。今日は連日の寒さがゆるんで、少し暖かささえ感じる一日でした。朝のうちはよく晴れて、きれいな青空が見えていましたが、昼には薄い雲が出てきました。県立図書館の駐車場に車を置いて、そこか…

こんな本読んだことありますか? 「ノラや」(内田百閒、中公文庫)

2017年1月18日 我が家には6歳のオスの猫がいます。2年前に兵庫県宝塚から我が家に移ってきました。すぐに新しい環境に慣れて、いま家族からとても可愛がられています。 今日は、猫の文学として夏目漱石の「吾輩は猫である」と並んで有名な内田百閒…

ああ、日本のシスレーと呼ばれたい ― シスレー「冬の村の通り」水彩模写

2017年1月17日 このところとても寒い日が続きます。普段は冬でも暖かい瀬戸内地方でも、昨日は雪が降りました。今日は部屋の中でシスレーの模写をしました。 模写したのは、1873年の作品「冬の村の通り」です。 この頃シスレーはパリの西に位置す…

美術館をめぐる旅 ― 倉敷市立美術館・大原美術館(岡山県倉敷市)

2017年1月 正月に地元の神社に参拝しおみくじを引いたら、「中吉」が出て、学問については「美術館めぐりをすれば芸術的感覚がみがかれる」とありました。それを信じて今日は地元に近い倉敷市立美術館と大原美術館を訪ねました。 倉敷市立美術館は倉敷…

寒くても 寒いと言わず 描(えが)き初め (岡山市北区 吉備路自転車道 水彩スケッチ)

2017年1月 新年最初のスケッチで自転車に乗って吉備路自転車道に出かけました。岡山市の天気は晴れ、最高気温13℃。最近買ったiPhoneで天気予報を見ると、一日の天気が1時間おきに出ていて、それを見ても今日は間違いなく快適なスケッチ日和のはずで…

こんな本読んだことありますか? 「なつかしい時間」(長田弘著、岩波新書)

2017年1月9日 詩人 長田(おさだ)弘さんのエッセイ集です。長田弘さんは1939年福島市生まれ。早稲田大学独文科卒。つい最近、2015年に75歳で亡くなりました。亡くなった際に、長田弘さんの死を惜しむ記事が新聞各紙に大きく出て、私たちは…

新年明けましておめでとうございます

2017年1月 明けましておめでとうございます。 今年描きたい場所は、東京、福島、四国遍路道、新潟佐渡、木曽、信濃などなど、沢山あります。地元の山陽地方もあちこち歩いてドンドン描いていきたいと思います。 スケッチの仲間が集って毎月第4木曜日に…