わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

寒くても 寒いと言わず 描(えが)き初め (岡山市北区 吉備路自転車道 水彩スケッチ)

2017年1月



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新年最初のスケッチで自転車に乗って吉備路自転車道に出かけました。岡山市の天気は晴れ、最高気温13℃。最近買ったiPhoneで天気予報を見ると、一日の天気が1時間おきに出ていて、それを見ても今日は間違いなく快適なスケッチ日和のはずでした。ところが現場に来てみると風がとても強い。広大な田園風景が広がる吉備路なので、風を遮るものがなく、体感温度は間違いなく10℃以下。これは前回も経験していて、同じ失敗は繰り返さないと誓ったはずなのに、また同じ失敗。しかも今日は水のある風景画を描きたくて、足守川の土手で絵を描いたので、川面を渡る風がさらに体を冷やしました。iPhoneの天気予報をよくよく見ると、画面の下の方に西風風速毎秒6メートルと出ていました。気象庁が示す風の強さでいうと、13段階のレベル4で、それなりの強風です。

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穏やかな晴天を期待してか、平日にもかかわらず自転車道はかなりの人がサイクリングしたり歩いたりしていました。この自転車道に沿って吉備津彦神社や吉備津神社があるので、それらの神社にお参りがてらの人たちもいたのでしょう。私が絵を描いている時にも、「頑張ってください」と声をかけてくれる人がいました。この自転車道では外国人もよく目にします。丁度絵を描いている向こうの方から金髪をなびかせた若い女性がにこやかな表情でサイクリング自転車で近づいてきたので、多分絵を見てくれるだろうと期待して私も「英会話モード」で身構えていたら、私の横を通りすぎながら「こんちわー!」と元気な日本語。しかも、男性でした。本当、最近は見かけでは、男か女か、日本人か外国人か、よく分からないです。
 
今日は寒くて体を動かしながらの落ち着かないスケッチ。1時間半で終わりました。
 
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ラングトン水彩紙 粗目 F6
ぺんてる筆ペン(青墨)
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:1時間30分