えっ本当？　みんな一緒に　いいですか？　（岡山市北区　岡山城内堀　水彩スケッチ）

２０１７年１月

昨年から始まった「木曜スケッチ会」の今年最初のスケッチ会で、岡山城の内堀を描きました。明け方少し冷えたけれど、太陽が明るくて空気の暖かい朝。9時過ぎに集合場所の岡山県立図書館駐車場に来ると、集合時間の9時半にはまだ15分ぐらいあるのに、すでにスケッチの準備をした人が沢山来ていました。「えっ？これみんなスケッチ会の人？」と思わずびっくり。今年最初のスケッチ会は、初めての参加者がたくさん来られていて、なんと参加者22名でした！　本当に、有難うございます。私はアマチュアで素人なのに、一緒に絵を描きたいと言う人がこんなに沢山いてくださるのは本当にうれしいことです。

これだけ人数が多いと、皆さんの居場所を探して絵をひとつひとつ見ていくのが難しいのと、もう自分でどんどん描いて行かれる方がほとんどなので、私も今日は皆さんのお世話をしないで自分の絵を描きました。今回、1週間前に描いた岡山城の内堀を違う場所から描いてみました。近くの道路より少し上がったところから描いたので、後で見るとちょっと透視図法的におかしく見えるところもあるのですが、短時間で描いたので少々の狂いは許してもらうことにします。それより久しぶりに横長の広い画面でのびのび描けたということで満足しました。今日は冬の晴れ間で、しかも気温が日中１０℃ぐらいあって、とても暖かな日でした。正午から４０分ぐらい皆の絵を見ての講評会、そして仲間と一緒に弁当を開いてのお昼ごはんをはさんで、今日は本当にのびのびとスケッチできて幸せでした。

帰りに、県立図書館に寄って、喫茶コーナーでコーヒーとチーズケーキを食べて、それからフランスのプロバンス地方のことを書いた本（皆が見たり感じたりする豊かな南仏とは異なり、地元の人はローカルないろいろな問題に悩んでいるのだそうです。こういうことは本を読まないと分かりません）を読みました。自分とは一見無関係に見える本を取って、読んで見るのが最近好きになりました。語りかけて来る著者との、予期しない新しい出会が生まれます。