わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

池凍り カモも今日は スケーター (岡山市北区 水彩スケッチ)

2018年2月


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韓国ピョンチャンでの冬季オリンピックが始まりました。ピョンチャンは厳しい寒さのようですが、ここ岡山もこのところの厳しい寒波で、一昨日は朝の気温が零下6℃まで下がりました。毎朝散歩の途中で通りかかる新池という灌漑用の溜池もこの寒さで珍しく凍りついて、池のカモたちはわずかに凍っていない池の中央部に沢山かたまっていました。私はいつもこの池に来ると鳥たちにパンを投げてやるのですが、この日はパンくずを投げると私の近くの氷の上に飛んできて着地し、ガーガー鳴きながら競争してパンをついばんでいました。カモたちは水上と違って氷の上では具合が悪いらしく、ヨタヨタと歩き回っています。滑ってツルンと転ぶカモがいたりすると面白いと思って見ていたのですが、さすがにそんなのはいませんでした。転びかけると羽でバランスを取って少し飛び上がります。中にはスケーターのようにスーと滑ってくるカッコいいカモもいました。


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昨日は寒い中を朝7時半から人間ドックを受診しました。この30年ぐらい毎年受診しています。今回は胃を胃カメラで診てもらいました。胃カメラは一昨年につづいて2回目です。前回の検査の記憶があったので、それを思い出していました。担当は若い男性医師でした(前回は若い女性医師)。喉の麻酔、口からのカメラの挿入、最初のオエッとくる吐き気の感覚、胃の中を洗浄する感じ、カメラが胃の中をうごく感じなど前回と同じです。全て順調に行きましたが、検査が思ったより長くかかって、「ひょっとしたらガンでも見つかったかな」と少し不安になりました。医師の説明によると、少し胃炎はあるもののガンはないとのことでした。前回の検査で胃ガンの原因となるピロリ菌はいなかったのですが、ピロリ菌の検出感度が最近向上しているということなので、今回もまた検査をしてもらいました。結果は後日ということで、もし見つかれば駆除となります。その他は特に異常なし。年々検査項目の多くの値が落ちてくるのは歳のせいで仕方がないのですが、昨年より値が良くなったものもありました。それは肺活量と視力。スケッチのために歩き回っていることと、スケッチで遠くをじっと見るので、値がよくなったのかもしれません。またこれから1年、安心してスケッチに専念出来ると思うと、とてもうれしくなりました。この歳になると、自分が生きているというより、偶然生かされているという気分になります。日本人の二人に一人がガンになると言われる時代なので、とりあえず内臓にガンが見つからなかったのは運がいいとしか言えないと思います。人間ドックでOKの診断結果がでると、さすがにやる気がでます。
 
今日は自分の部屋の窓から見える景色をスケッチしました。近くの丘の木々が葉を落としてとてもきれいな樹形を見せています。岡山は1年中晴れの日が多くて、私の部屋からは1年中、きれいな夕日が見えます。私の住んでいる場所は緑に囲まれた丘の上なので、空気が澄んでいて、夕日がますますきれいです。


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モンバル・キャンソン水彩紙 F4号 中目
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:1時間30分