わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

秋の日に 西風強し 瀬戸の海 (岡山県岡山市東区犬島 水彩スケッチ)

2017年11月


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グループ13人で犬島に来ました。犬島は瀬戸内海に浮かぶ岡山市の小島です。岡山駅から直通バス45分で西宝伝着。バスは若い女性も多くほぼ満席状態。そしてそこから歩いて5分で宝伝港着。今日の岡山県南地方は晴れ。西風が毎秒1.5メートル。かなり強い風で、海の荒れ具合が心配されました。しかし、宝伝港に着いてみると海上は風があるものの波はそれほどではありませんでした。むしろ温かい秋の日差しがあって快適です。宝伝港から定員80名の小型の連絡船に乗って10分で犬島着。運賃は片道300円。犬島にはかつて銅の精錬所がありましたが、今は廃墟となっていて、その大きな精錬所跡全体がベネッセが運営する美術館となっています。島は瀬戸内国際芸術祭の会場の一つになっていて、多くの外国人を含む観光客が訪れます。

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今日は当初美術館の入場料2000円を払って正面から精錬所跡を描くつもりでいましたが、受付で聞いてみたところ「中でのスケッチはお断りしています」と言われて予定変更を余儀なくされました。結局、島の中に入って民家と備前犬島簡易郵便局の建物を精錬所の高い煙突をバックに描くことになりました。
 
描きたい場所を見つけてイーゼルを立てたらすでに昼前。お腹がすいたので、買ってきたおにぎり弁当とお茶でまず腹ごしらえ。それからチョコレート菓子を頬張りながらスケッチ開始です。
 
ゆったりした気分でスケッチをして2時間余。秋の日は短く、午後2時頃には吹く風がやや冷たくなってきました。スケッチ道具を早めに片付けて、近くにいる他の人のスケッチも見せてもらいながら港に向かいました。港ではまだ連絡船の出発まで時間があったので、チケットセンターの建物の横で風を避けて座って遠くに見える精錬所跡を小さな画面にスケッチ。
 
犬島は岡山市の中心から車やバスで比較的簡単に来れるとてもいい島です。瀬戸内海の雰囲気を手軽に満喫できます。美術館も島巡りもどちらもおすすめです。


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ラングトン水彩紙 F6 中目 二枚続き
青墨筆ペン
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:2時間30分
 
小さい絵
ウオーターフォード水彩紙 SMサイズ
青墨筆ペン
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:30分