わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

この町は いつも絵描きを 喜ばせ (岡山県倉敷市玉島 溜川水彩スケッチ)

2017年5月


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野外スケッチ講座で倉敷市玉島に来ました。玉島図書館前の広場に駐車すると、目の前に私のお気に入りの溜川(ためがわ)と昭和の家並みが広がります。この図書館周辺は主要道路からはずれて交通量が少なく、しかしその割には図書館前にとても広くてきれいな無料の駐車スペースがあって、来るたびにうれしくなります。玉島は瀬戸内海につながる港の風景、古い家並み、古い商家、由緒あるお寺などがあって、絵かきにとってはとても魅力的な町。もし私が絵描き友達に岡山のスケッチポイントをすすめるとしたら、ここはベスト・ファイブに入る場所だと思います。
 
今日は溜川をいつも描く方向とは逆の方向から描いてみました。普段イーゼルを立てる図書館前の広場が、この絵では画面の奥に見えます。いつも遠景に描く昭和レトロの民家が、今日は一番手前に来ます。手すりのある川沿いの道とコンクリートに石段をあえて画面に入れて、人物を配して画面に動きをつけました。ちょっと変わった構図ですが、比較的うまく描けたと思います。
 
今日は背中に吹く川風(海風?)がとても心地よく、天候にもめぐまれて、スケッチにとってはベスト・コンディションの日でした。



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モンバル・キャンソン水彩紙 10号F
ぺんてる筆ペン
ウインザー・ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:2時間30分