わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

春が来て 絵筆も のたり のたりかな (岡山県倉敷市 美観地区水彩スケッチ)

2017年3月

 
3月も下旬に入り、かなり春めいて来ました。今日は倉敷で木曜スケッチ会。今日も新しい参加者が4、5人あって、全部で22名。曇り空で、日陰にいるとやや肌寒い時間もありましたが、それでも本格的なスケッチシーズンがやってきた感じがします。皆さんそれぞれ張り切って描いていました。スケッチ時間は2時間余りなのですが、予定の時間が来ると、講評会をする倉敷公民館前にはスケッチが次々と集まってきました。どの絵もそれぞれのスケッチ場所の雰囲気を伝える明るい絵です。

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私は美観地区の路地を少し入った場所で古い屋敷と蔵を描きました。倉敷はよくスケッチに来るので若干描き飽きた感じもするのですが、ちょっと路地を入るとまだ見たことのない景色があり、絵心をそそられます。そして季節ごとに町が異なった雰囲気を出すので、何時行っても新たな出会いとなります。今日のスケッチ時間は2時間弱。参加された皆さんのお世話をしていてスケッチ時間は十分ではありませんでしたが、それなりに描けたと思います。鉛筆と筆ペンのいつもの線描きと簡単な色付け。日陰の紫(格好良く言うとパープル・シャドウ?)と日向の黄色(サンシャイン・イエロー?)。これだけで絵になります。ちょっと春らしく「のたり のたり」とスケッチしましたが、後で家に帰って色をつけるよりも、現場で描いたままで終わった方がいいと思って、今日はこれ以上何もしませんでした。それでかえって早春の倉敷らしさが出たと思います。


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ウオーターフォード水彩紙 中目 F6 見開き
ぺんてる筆ペン(青墨)
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:2時間