わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

股関節の だるさ忘れる 満足感 (岡山県岡山市北区 造山(つくりやま)古墳 水彩スケッチ)

2016年2月

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何と、昨日に引き続いて今日も自転車に乗って造山古墳にスケッチに来ました。日も続けて往復2時間のサイクリングをしたので、股関節が疲れました。天気予報では、今日は岡山県南部の最高気温は15℃で春の暖かさとのことだったので、このチャンスを逃してはいけないと思って、思い切って連日のスケッチを試みたわけです。
 
今日は古墳の丘に登り、眼下に広がる民家や広い田畑を描くことにしました。10時半頃からスタートしましたが、民家の屋根の多さに苦戦しました。F6の見開きで、大きく広がる風景の中で、民家を実際に見える通りにきちんと描こうとすると、何か縦の基準線が要ります。自分で画面の何かに基準になるものを決めて、その基準線を鉛筆で書いてから始めるのがいいと思うのですが、今回気がついたのは、日本の風景の場合、電柱がいい基準線になるということです。最終的に電柱を描くかどうかは別として、鉛筆で目の前の風景の電柱の位置をスケッチブックに書いておくと後が楽になります。


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今日のスケッチは周りに人が全然いなくて、やや淋しかったのですが、そのぶんよく集中して描けました。2時間半で色付けまで出来ました。本当は、もう少し粘って丁寧に色付けをしたかったのですが、今日のスケッチの敵は「寒さ」でした。空が曇りがちで、太陽が雲に隠れると肌寒くなりました。それで寒さにせかされるように描きました。まだまだ春の訪れは先のようです。


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昨日使った絵の具はドイツのシュミンケ。昨日は明るい陽光があったので、シュミンケにしました。今日はイギリスのウインザー&ニュートン。ウインザー&ニュートンの方が、あっさりした色調になって、冬、早春、晩秋など、色の数が少ない風景には合うかもしれません。今日の天候だと、ウインザー&ニュートンで正解です。シュミンケは最高級の絵の具で、いい色がよくでますが、ちょっと自己主張が強い感じもあります。もっと太陽が明るくなって、暖かい、または暑い季節の華やかな色を出すのにはいい絵の具です。



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ラングトン水彩紙 F6見開き
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
ぺんてる筆ペン(青墨)、鉛筆