わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

久しぶり 描いてみました 岡山城 (岡山県岡山市 岡山城 水彩スケッチ)

2015年8月
 
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今日は「第4木曜スケッチの会」の仲間と後楽園のそばから見た岡山城(外見が黒いので烏城と呼ばれています)と旭川を描きました。岡山城を正面のこの位置から描くのは多分20年ぶりぐらいだと思います。私がカルチャーセンターで思い切って油絵を習い始めたのが40歳代半ば頃で、週1回の夜の教室では殆ど室内で古いミシンやら花瓶やらをモチーフにして描いていたのですが、その時初めて昼間に外に出て油絵のスケッチをしたのが岡山城でした。あれから油絵を多分5年ぐらいやったでしょうか。それから油絵を離れて、時々日本画を倉敷の市立美術館講座に習いに行ったり(3年)、水彩画をやはり美術館講座で習ったりしていました(これも3年)。この時は殆ど静物画の練習と一部人物画の練習でした。仕事柄、時々はペンと色鉛筆で植物の細密画なども描きました。いずれにしても大人になって外で初めて本格的に絵を描いたのが20年前、この岡山城だったことは間違いありません。その意味でとても懐かしい場所です。これまで途切れ途切れながら続けた絵の練習の成果が実ったのかどうなのか分かりませんが、今こうして絵の好きな仲間と久しぶりに岡山城を正面から描いてみて何かしら感慨深いものがあります。昔に比べるといろいろな経験も積んで、それなりに自分らしい絵が描けるようになったような気もします。やはり何でも練習と経験ですね。

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今日は気温もそれほど極端に高くはなく、時折吹く風が涼しくて水彩スケッチにはよいコンディションでした。今日の参加者は11名。初心者の方もおられるので、いろいろアドバイスをする必要がありましたが、今日は久しぶりに気持ちのよい日だったので、私も本来のF6サイズの見開きで描くことにしました。今日は時間がいつもより少なくてほぼ2時間で仕上げました。ちょっと色を付け忘れたところもありますが、これはこれでいいと思います。このように気候や体調がいい時は、2時間で「F6見開き」を仕上げることもできるのが分かりました。今日は初秋を思わせる広い青空と旭川の水面が特に美しい一日でした。


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