わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

コロナ禍の 今年最後の スケッチ会(岡山市北区 鶴見橋 水彩スケッチ)

2021年12月23日

 

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今年最後のグループスケッチは岡山市北区鶴見橋です。後楽園の前から鶴見橋を渡り、旭川西岸にできた緑地・遊歩道に朝9:30に集合しました。今日は21名の参加がありました。

 

朝のうちは空が一面の厚い雲で覆われていました。いかにも冬の寒空という感じでしたが、次第に雲が切れて11時頃には青空がのぞき日差しが暖かくなりました。しかし流石に師走。日陰に居ると寒いので、日向を探してスケッチしました。

 

今日のモチーフは鶴見橋ではなく、橋をスケッチするスケッチ仲間。鶴見橋そのものは以前にも描いたことがあるので、描く対象を人に変えました。人物となると、やはり線描は筆ペンではなくて鉛筆です。人、動物、植物など自然の静物は鉛筆のほうがやわらかさが出ます。ペンだとどうしても何か硬い感じです。一方、橋や建築物などの人工的なものはペン画の方が結構迫力がでると思います。今日は人物が主題なので鉛筆となりました。

 

今日はモデルになる絵の仲間たちが、皆さん早描きの人たちで、1時間ほどでさっさと次の場所へ移動してしまったので、ちょっと困りました。実際着ていた服の色とかは絵とは少し異なっています。しっかり見て描いているので、服の色や帽子の色ぐらいちゃんと記憶していそうなものですが、それが意外とできないものです。仕方なく参考に撮っていた写真を見て彩色しました。

 

12:30に再集合して講評会をしました。20枚の絵が遊歩道のフェンスに立てかけられているのを見ると、結構感動しました。今年も新型コロナに苦しみながらも、皆でこうして楽しくスケッチできたことに感謝したいと思います。

 

今日のスケッチ

Avalon水彩紙 F6 中目

HB、B鉛筆とシュミンケ固形水彩絵の具、ホルベイン水彩絵の具

所要時間:2時間30分