わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ローカルFM放送出演 6月

2015年6月11日

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ラジオ放送に出演し、初めに水彩画を描くための準備として画材の話をしました。画材屋さんに行くといろいろな画材を見ることが出来て楽しいです。何でもかんでも買って使ってみたくなります。これは多分大事なことで、自分の目で見て手でさわってみて、買おうかどうしようか悩む。そういうことを繰り返してかなりお金を使っていくうちに、次第に自分にあった自分の好きな画材が分かってきます(でも水彩画は油絵や日本画に比べると圧倒的にお金がかかりませんよね)。更に図書館へ行って水彩画の技法書をみると、いろいろな画家がさまざまな画材を使っているのがわかり、随分刺激になります。そんな情報を仕入れながら、まだ自分が一度も使ったことのない新しい画材に挑戦するのも絵の楽しみです。

 

今日は続けて、水彩スケッチの場所として「岡山県総社市」について話しました。総社で多分一番人気があるのは、備中国分寺の周辺です。しかし、人気の五重塔だけでなく、周囲の農家や旧山陽道の家並みやこの時期に美しい田植えが始まった水田風景も描きたいスポットです。初めから目的地をはっきり決めておくのもいいのですが、一応行ってみて、自分の足で歩いて偶然巡りあった風景を描くのも、忘れられない思い出になります。

 

最後に、「毎日マイペースでいいから簡単なスケッチをしましょう」、とお話しました。野球のバットやゴルフの素振りのように、いつも少しずつ鍛えていないと、急には上達しません。例えば、朝の散歩の時に必ず5分間の鉛筆スケッチをすると決めて実行すると、多分1年後にはポイントを押さえてしかも要らない部分はうまく省略したスケッチが描けるようになっていると思います。