わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

吉備路自転車道 「作山古墳」 (岡山県総社市)

2015年3月

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吉備路自転車道備中国分寺から更に総社方面に進むと、すぐに前方に前方後円墳の作山(つくりやま)古墳の小高い丘が見えてきます。全国で9番目の規模で、すぐ近くにある全国4番目の規模の造山(つくりやま)古墳と呼び名が同じなので、地元では「さくざん」と「ぞうざん」と呼んで区別しています。この古墳は5世紀の中頃に作られた古代吉備王国の豪族の墓と言われています。吉備の国は古代、中国山地で豊富に取れる砂鉄から鉄器を作って、出雲とならんで先進的な文化圏を形成していました。この辺りは畿内地方と並んで、大型の古墳が多く存在する特別な場所です。吉備路自転車道の沿線はどこも開発が抑えられていて広々とした田園の景観が保たれています。また、このあたりは旧山陽道沿いなので、古い村落や町並みがかなりきれいに残っています。

 
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今日は備中国分寺から作山古墳の見える場所まで歩いて来て、SMサイズの水彩紙に1時間スケッチしました。気温が上がり、もう首に巻いたマフラーも手袋も要らないような陽氣でした。春の日差しを浴びながらスケッチしたので、短時間でしたが、顔が少し赤く日に焼けました。目の方は透明サングラスをかけていたので、それほど眩しさはなかったです。これからの野外スケッチには、日焼けを防ぐ帽子やサングラスが必須アイテムなりますね。


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ウオータフォード水彩紙 SMサイズ 中目 ホワイト、ぺんてる筆ペン、ウィンザーニュートン固形水彩絵具(1時間)