わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

淡海の海 朝波立ちぬ 冬景色 (滋賀県大津市 琵琶湖畔水彩スケッチ)

201412
 
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滋賀県大津市に来ました。夕方5時前にJR大津駅着。京都から快速で山科、そして次が大津です。大津駅は着いてみると意外とシンプルな駅です。駅前もそれほど賑やかではありません。しかし、京都から近く、京都にホテルが取れない場合の宿泊や京都への通勤には便利そうです。今回は義妹の還暦祝いで大津の琵琶湖畔に建つ高層ホテルに一泊しました。その27階から見える大津の夜景と琵琶湖の景色は予想通り素晴らしかったです。冬は空気が澄んでいるので、街の光がことのほかきれいでした。ホテルの窓から夜景の写真を何枚か撮ってその日は終わりました。

翌朝、朝5時に起きて夜明けを待ちました。しかし6時になってもあたりは真っ暗。6時半でようやく夜明けの気配がし始めて、640分に何とかスケッチが出来るぐらいの外の明るさになりました。部屋のカーテンを開けると外の冷気が大きな窓ガラス越しに部屋の中に伝わって来て、足元が冷えてきます。部屋の照明を消して暖房温度を24Cに上げてからスケッチを始めました。
 
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描いたのは、ホテルから見て西の方角、大津駅があると思われるあたりの市街地と比叡山や比良山の見える方向です。朝日の照り返しで、西の空の山際もきれいにオレンジ色に染まっていました。この美しい瞬間をスケッチに残したいと思い、急いで着色。その後、空は急速に青みを増し、暗かった山肌も次第に色を見せ始め、市街地にも光が差して来ました。スケッチ時間は約40分。F4のスケッチブックなので、比較的早く描き終えることができました。
 
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今日の大津は晴天でした。しかし、冬の寒さが厳しく、風も結構ありました。今回屋外でスケッチをする時間がありませんでしたが、琵琶湖の湖北地方の風景やいつも湖西線を走る時に見る沿線の民家の屋根の美しさには心惹かれます。暖かくなったらまたゆっくりスケッチに来たいものです。


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