わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

鶴見橋 今日は本当に ツルが飛び (岡山県岡山市北区 後楽園・旭川・鶴見橋 水彩スケッチ)

2017年12月


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グループ13名が朝9時半に後楽園正面入口に集まり、それぞれ公園の中や周辺の好きな場所でスケッチしました。私は後楽園の前の旭川にかかる鶴見橋を描くことにしました。旭川の東岸、つまり後楽園側の岸辺は日陰になって風が冷たかったので、鶴見橋を渡って、朝日が当たっていかにも暖かそうな旭川の西岸から鶴見橋を入れて後楽園方面を描きました。
 
旭川の河原は岡山市の中で私が一番好きな場所です。河の水もきれいですが、市街地でも河の周囲にそれほど大きな建物がなく、とても広々とした広がりを感じます。後楽園が真ん中にあり、その後楽園の中から見た時にその美しい景観を損ねるような周囲の高層ビルの建築が厳しく規制されているのです。お陰で、岡山を訪れた外国人も「街中にこんなに広い空間が広がっているのがすごい」とよく言います。この明るい空の広がる水と緑の空間が市民の誇りです。
 
今日のスケッチは温かい太陽の光を浴びてとても気持ちよく進みました。ちょうど近くにいくつかベンチもあり、後楽園の周りを散歩する人達も一部はこちらに回遊してくるようでした。アメリカ人も、韓国や中国の人もスケッチを見てくれました。私がスケッチしているところを写真に撮って行く外国人もいました。スケッチ時間2時間半。満足しました。


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後楽園は、今日はたまたま園内で飼っている丹頂鶴を放鳥する日なんだそうです。シーズン中に決まった日だけ1時間放鳥するようです。昔のお殿様もこの鶴見橋付近から冬空を飛ぶツルを見たのでしょうか。


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12時半からのスケッチ講評会を終えて、何人かの仲間と昼食を食べに行きました。行ったのは川岸にある木造の古い建物で自然食のような和食ランチを出す店でした。普段は昼食時には列を作って人が順番を待っているそうですが、今日は幸い空席がありすぐに座れました。店の内部はどこをとっても絵になりそうな雰囲気。そして出できたランチも値段が安いのにとても美味しくて満足。今日は全て満足してスケッチを終えました。また、何度でもここに描きに来たいと思います。


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モンバル・キャンソン水彩紙 中目 F6見開き
青墨筆ペン
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:2時間30分